JTは8月22日東京支社に併設する喫煙所2ヵ所を、防災情報を発信する「防災喫煙所 イツモモシモステーション」としてリニューアルすると発表した。
7月にJT東京支社および「たばこと塩の博物館」の周辺一帯が東京都より「避難場所」に指定されたことを受けたもの。JTは大蔵省専売局時代より90年以上墨田区に拠点を構えており、地域コミュニティーの一員として、市民参加型の清掃活動である“ひろえば街が好きになる運動”や錦糸町駅前の喫煙所の整備など、さまざまな活動を地域住民とともに取り組んでいる。
今回、避難場所指定を受けたことから、これまで以上に地域防災の取り組みを強化するべく墨田区と連携。街の喫煙所に防災機能を付与することで新しい価値を生み出すプロジェクトとして、防災喫煙所 イツモモシモステーションとしてリニューアルを決定したという。防災情報の発信から防災設備や備蓄品の整備まで、それぞれのロケーションにあわせて喫煙所から防災の取り組みを推進するとしている。
今回のリニューアルは、大阪市北区の事例とあわせて全国で初めての事例という。