このページの本文へ

超薄型化のM2搭載MacBook AirにiOS 16登場! 「WWDC22」特集 第37回

大学生2人の父が「M2搭載MacBook Air」をオススメする理由

2022年08月21日 12時00分更新

文● 村上タクタ 編集●飯島恵里子/ASCII

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

11.3mmと極めて薄いボディに高い処理能力を持つM2チップを納める

14年ぶりのビッグチェンジを受けたMacBook Air

 これまでMacBook Airといえば、エッジに向けて薄くなるクサビ型のボディが特徴だったが、最新のMacBook Airは全体の薄さが同じフラットなデザインになった。厚さはわずか11.3mmと、従来のMacBook Airよりも5mm近く薄い。

 2020年までのMacは、多くのWindowsマシンと同じインテル製のCPU(コンピュータの一番中心になる頭脳の部分)を使っていたが、2020年のMacBook Airからはアップルが自社で開発したApple Silicon(アップルシリコン)と呼ばれるチップセットを搭載するようになった。

 Macに搭載されるApple Siliconは、M1、M1 Pro、M1 Max、M1 Ultra、M2……などのMシリーズチップ。このMシリーズチップは、世界中で年間2億台以上も販売されるiPhoneやiPadに搭載されるAシリーズチップと回路設計や生産過程を共通化することで、高性能と低価格を実現している。

キーボードはシザー式で打鍵感が良い。ディスプレイとのヒンジの部分に、ディスプレイを反射板として音を広げる4つのスピーカーを備える

 Mシリーズチップは非常に低消費電力、かつ高性能なのが特徴。同等の消費電力を持つインテル製のチップセットと比べると、(比較方法にもよるが)数倍の処理能力を持つと言われている。実際に使ってみても、Mシリーズチップの処理能力は非常に高い。薄く、熱もあまり発生しないのに、驚異的な処理能力を持つのが特徴だ。

 昨今、勉強にしても、仕事にしても、Zoomなどのビデオ会議を行いながら処理することが一般的になったが、Apple Silicon搭載Macであれば、ビデオ会議で会話しながら、3D CADアプリなどの高い処理能力を必要とするアプリを動作させるのも容易となった。

 2020年10月には、初のApple Silicon搭載Macとして、M1 MacBook Airが登場。さらに、M2を搭載して発表された最初のMacとして、M2 MacBook Airが登場したというわけだ。

カテゴリートップへ

この連載の記事

ASCII.jp RSS2.0 配信中