キーカスタマイズにノイキャン、人感センサーなど独自機能も満載
ASUSが超軽量880グラムでRAM32GB+SSD4TBも搭載可能な次世代ノートPC「ExpertBook」発表!
ASUSは8月18日にビジネスノートPC「ExpertBook」の新機種を発表した。880gという軽さと高性能を両立し、長時間駆動も実現しているのが最大の特徴である。一般向けは同日、法人向けは年9月下旬発売で、価格は19万9800円~39万9800円となっている。
マグネシウムリチウム合金で880グラムの超軽量
最高32GBメモリと4TDストレージも選択可能
発表となったのはの「ASUS ExpertBook B9 B9400CBA」で、一般向けが6モデル、法人向けが2モデルある。
CPUは旧モデルの10世代から一気に最新の12世代コア「i7-1255U」または「i5-1235U」にグレードアップした。メインメモリはLPDDR5-5200を32GBまたは16GB搭載。SSDはPCIe4×4で4TB(2TB×2)または1TB(512GB×2)、512GBを内蔵する。
ディスプレーは14インチのTFTでノングレア、FHD(1920×1080ドット)。上部は7ミリ、左右は4ミリの狭額縁で、画面比率は94%と非常に高い。
インターフェースはThunderbolt4×2、USB3.2Gen2のType-A×1、HDMI2.0b×1、マイクロHDMI×1(アダプターでRJ45有線LANにもなる)、オーディオコンボジャック。無線LANはIEEE802.11a/b/g/n/ac/ax、Bluetoothは5.1を内蔵する。
バッテリーは66Wh搭載と33Wh搭載モデルがあり、駆動時間はそれぞれ20時間と11時間。44分間でバッテリーを1%から60%まで充電可能な高速充電機能も搭載する。
天板にはマグネシウムリチウム合金を、底面にはマグネシウム合金を使用し、重量は1005グラムと880グラムを実現した。ボディサイズは320×203×14.9ミリだ。
ASUSならではの独自機能も満載
キーカスタマイズにノイキャン、人感センサー
キーボードは防滴仕様の86キーの日本語配列で、バックライト内蔵。キーピッチは約19ミリ、キーストロークは1.5ミリと長く打ちやすい。タッチパッドはおなじみの「NuimberPad」で、右上を押すとテンキーが表示され、数字入力が可能となる。
また、「ASUS ExpertWidget」を搭載し、Fnキーと1~4の数字キーを組み合わせて利用可能な独自の「ホットキー」をカスタマイズすることができる。同時押下で事前に設定したプログラムや機能を利用/切り替えする事ができる。
ディスプレイは開くと本体の奥側が5度持ち上がるエルゴリフトヒンジを採用。また、180度まで開くことが可能で、ミーティング時などに画面を真上に向けて1つの画面を複数人に見せることもできる。
ディスプレイの上方ベゼルに内蔵された4つの無指向性マイクが360°から音声を取得し、通話やビデオ会議で明瞭なオーディオを提供。「ASUS双方向AIノイズキャンセリングテクノロジー」も搭載しており、スピーカー周辺のノイズを除去するアップストリーム機能と、相手からのノイズを除去するダウンストリーム機能を持つ。環境音やキーボードのタイピング音、犬や猫の鳴き声や子供の声など、音声チャット時の周囲の音を除去でき、テレワークでのビデオ会議などもクリアな音声で行うことができる。
スピーカーにはスマートアンプチップが搭載され、自動的に最大限のボリュームに調整、繊細なスピーカーのボイスコイルへの長期的なダメージを防ぐ。Harman/Kardonとの共同開発で音質も向上している。
セキュリティーでは、Windows Hello対応の顔認証と指紋認証を搭載。さらに、近接センサも搭載しているため、ユーザーが離れると無人を検出し、一定時間経過後に自動的にディスプレイの輝度を下げ、また、Windowsをロックする事もできる。「ASUS Business Manager」で、USBメモリへのアクセス制限や、暗号化した仮想パーティションの作成、ファイルの完全削除なども行える。
カメラは92万画素で、プライベートシャッター付き。MyASUSアプリで、照明の最適化、背景のぼやかし、目の追跡、動きの追跡などの機能を選択できる。