ソニーネットワークコミュニケーションズは3日、同社が提供する「NUROモバイル」のau回線を用いるプラン/オプションについて、3日分相当額の料金の返金を発表した。
NUROモバイルでは、ドコモ/au/ソフトバンクの3社のネットワークを用いたモバイルサービスを提供しているが、今回対象となるのはau回線を用いた音声またはSMSのプラン(バリュープラス、Lプラン、Mプラン、Sプラン、お試しプラン)とオプション(5分かけ放題、10分かけ放題)の契約者となる。これらの対象サービスでの月額料金の3日分相当額が9月以降の請求額から減算される。
IIJmio、BIGLOBE、LINEモバイル、J:COMモバイルといった
au MVNOの各社がすでに独自の補償を発表済み
7月2日未明から約2日半に渡り、音声通話を中心に発生した大規模通信障害は、KDDIが自社サービスのユーザーにお詫び返金(音声プラン利用者に税抜200円相当、povo2.0は3日間有効の1GBトッピングを提供)を発表。同様に障害が生じたau MVNOの各社も独自の対応を公表するケースが増えている。
具体的には、IIJmioがau回線を用いるタイプAのうち、音声SIMユーザーを対象に1回線あたり税抜200円、BIGLOBEモバイル(donedone含む)やLINEモバイルもやはりau回線のプラン契約者に1回線あたり税抜200円、J:COM MOBILEは各料金プランの基本料(通話定額オプションを含む)の3日分相当額、mineoはau回線のタイプAで独自の補償を実施予定(内容は決まり次第公表)としている。