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Ryzen 7 5825Uを採用、マルチディスプレー構成もケーブル1本で!

薄く軽い15.6型、余裕ある高いパワーで快適に仕事できるノートパソコン<IdeaPad Slim 370>をチェック

文●勝田有一朗 編集●八尋/ASCII

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<IdeaPad Slim 370>

 高性能なモバイル向け「Ryzen 5000Uシリーズ」を搭載する<IdeaPad Slim 370>は、普段使いやオフィス用途で快適な作業を約束するスリムな15.6型スタンダードノートパソコンだ。

 ノートパソコンは用途に合わせてさまざまなサイズにカテゴライズされているが、一般に売れ筋とされるのは15~16型の大きめなディスプレーに、タイピングしやすいフルサイズキーボードを備えたモデルだろう。

 また、少し前までスタンダードノートパソコンといえば、重さ2kgを切れば軽量クラスと呼ばれていたが、昨今は2kgを大きく割るスリムなノートパソコンも機種が増えてきて人気を集めている。

 レノボの<IdeaPad Slim 370>も、そんなスリムタイプの15.6型スタンダードノートパソコンだ。CPUにAMDのモバイル向け「Ryzen 5000Uシリーズ」を搭載し、スリムな筐体に高い処理性能を備えているのが大きな特徴といえる。

 <IdeaPad Slim 370>はCPUに「Ryzen 7 5825U」および「Ryzen 5 5625U」を搭載する2モデルで大別され、さらに標準搭載のシステムメモリー容量(8GB or 16GB)の違いや、「Microsoft Office Home & Business 2021」付属の有無、2種類のカラーバリエーションといった細かい仕様違いのモデルが展開されている。

 今回はRyzen 7 5825U、8GBメモリー、512GB SSDという構成のレビュー機をお借りする機会を得た。スリムな筐体に搭載された8コア/16スレッドの高性能CPUがどのようなパフォーマンスを発揮するのか、見ていこう。

<IdeaPad Slim 370>のレビュー機の主なスペック
CPU Ryzen 7 5825U(2.0GHz~最大4.5GHz)、8コア/16スレッド
グラフィックス Radeon グラフィックス
メモリー 8GB(DDR4-3200)
ストレージ 512GB SSD(M.2接続/NVMe対応)
ディスプレー 15.6型(1920×1080ドット)、ノングレア
内蔵ドライブ
通信規格 無線LAN(IEEE 802.11ax/ac/a/b/g/n)、Bluetooth 5.1
インターフェース USB 3.2 Gen1 Type-C(DP Alt Mode、PD対応)、USB 3.2 Gen1 Type-A×1、USB 2.0 Type-A×1、4-in-1メディアカードリーダー、HDMI出力×1、ヘッドフォン出力/マイク入力
キーボード 84キー日本語キーボード+テンキー、バックライト付き
内蔵カメラ 720p HDカメラ、プライバシーシャッター付き
指紋センサー 電源ボタン兼用
サイズ/重量 およそ幅359.2×奥行236.5×高さ19.9mm/約1.63kg
OS Windows 11 Home(64bit)
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