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知ってた? iPhone「マップ」便利機能〜「iOS 16」に登場する新機能も紹介

2022年07月16日 12時00分更新

文● 山本 敦 編集●飯島恵里子/ASCII

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マップの目的地検索に、最大15ヵ所の経由地が設定できるようになります

iOS 16に追加が予定されているマップの新機能

 秋に無料のアップデートとして正式にリリースを控えるiOS 16には、マップアプリに関わる2つの大きな機能追加が含まれます。いずれの新機能もiOS 16のリリースと同時に日本でも使えるようになるのかは、今のところまだわかりません。アップルも検討を進めている段階だといいます。

 ひとつめは、あらかじめ最大15ヵ所までの「経由地」を指定して、経路検索ができるようになる新機能です。旅行に出かけた時に、いくつかの観光スポットを訪ねて、合間にショッピングを楽しみ、最後にホテル近くにある目当てのレストランを探して向かうといった計画を立てる時に使えます。

 過去に設定した経路もマップアプリの「履歴」に保存されるため、アプリを起動するたびに繰り返し呼び出せます。

 経由地を含む経路検索は、ユーザーのiCloudのアカウントに同期しながら、所有する複数のデバイス間で結果を共有できます。Macで移動の計画を立てて、道中はiPhoneで確認するといった使い方ができるというわけです。

自動車の運転中にはSiriに音声で頼んで経由地を追加することも可能

 運転中にナビゲーションを参照している最中もSiriに音声で頼み、マップに経由地を追加できます。

マップから目的地までかかる交通費を検索。ウォレットの残額が足りなければ交通系ICカードのチャージがマップアプリを離れることなくシームレスにできるようになります

 もうひとつのマップの新機能は、交通機関による移動を選択した時に運賃が調べやすくなるというものです。ウォレットアプリに登録している交通系ICカードの残高が不足している場合、マップアプリを離れることなくチャージができるようになります。アップルが後悔しているiOS 16のプレビューページには、SuicaやPASMOの名前が言及されているので、こちらの機能は日本でも早めの対応が期待できるかもしれません。

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