サンスターグループは、ペットのトイレ臭に着目した壁面取り付け型の除菌脱臭機「QAIS-air-」(クワイス エア/品番:04A1J-OW)を7月6日に発表した。予約受付は7月14日12時から、発売は9月5日の予定。QAIS公式オンラインストアや大手ECサイトなどで販売し、価格は3万8500円。
ペット臭の主たる成分「アンモニア(トイレ臭)」に着目
サンスターグループは「お口の健康を起点に全身の健康、人を取り巻く空気環境を含め快適な住空間、移動空間などの生活環境」を提供することを目指している。読者にとっては、やはり歯みがきや歯ブラシ、シャンプーの印象が強いだろう。
サンスター製の「ハードウェア」ときくと意外に思うかもしれないが、サンスターグループは生活者向けの製品やサービスなど消費財事業を手がけるサンスターと、産業用資材など生産財業を担うサンスター技研によってグループを構成している。
QAIS-air-は、自動車部品や建築資材などを担当するケミカル事業による「光触媒のノウハウ」と二輪車用金属部品を手がけるMC事業部の「部品加工ノウハウ」により、サンスター技研のE-サイエンス事業部が担う。
これまでも、医療介護施設やホテルチェーン、JR車両に導入された実績を持つ「QAIS-air-01」「QAIS-air-02」「QAIS-air-03」「光触媒モジュール」を販売してきたが、2020年から販売している住宅向けの「QAIS-air-03」がペットオーナーたちの口コミで広まり、そのなかでペット臭(トイレ臭)がペットオーナーにとっての悩みの種とわかり、ペット用途に最適化するためにゼロベースでQAIS-air-を開発したという。