次のIoTの姿が見える!SORACOM Discovery 2022レポート
ミクシィ、LIXIL、grigryなどがサービス作りとSORACOMを語る
ソラコムが3キャリア対応プランを発表 衛星通信も取り込めるように
ますます増える事例 Internet of Everywhereが現実に
そのほかの事例として、住友ゴム工業ではタイヤの空気圧や温度管理サービスのデータ通信にSORACOMを利用。トラスコ中山では、大規模地震発生時の被害状況を把握し、初動対応に生かすシステムにおいて活用。和同産業ではロボット草刈り機の稼働状況の遠隔監視に、シーメンスヘルスケアでは大型医療車の移動管理に、カワサキ機工では茶葉向け摘採用農作業機の位置情報の管理にそれぞれ採用しているという。また、ヘルスケア分野では、ミツフジのスマートウォッチにeSIMを搭載。米Remote Care Partnersでは在宅医療機器からのデータ収集などに利用している。
エネルギー分野では、ENEOSがエネルギー供給事業において、蓄電池やEV充電器などの管理において活用。四国電気保安協会では電気保全サービスにおけるデータ連携に利用。ユアスタンドでは、マンションを中心に導入しているEV用充電器の回線部分に利用し、予約や課金、遠隔メンテナンスなどにも利用しているという。さらに、スマートショッピングでは、在庫管理サービスの提供において、スマートマットSIMを新たに製品化。hacomonoでは、フィットネススクールをはじめとした月額型店舗のための入退室管理などに利用しているという。
ソラコム 執行役員 VP of Salesの齋藤洋徳氏は、「多くの人が手に取ってもらえるサービスで利用されているほか、社会インフラや業務システム、商業分野でも利用されている。Internet of Everywhereの言葉通りに、多くの場所で利用されている」と述べた。イベントは7日も開催される。
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