G-Master Hydro Z690 Extreme/D5の性能をチェック
RTX 3090 Ti&12900KSのデュアル水冷PCが期間限定で64万円台!?ならば性能を見てみよう
2022年06月27日 11時15分更新
試用機材のCPU電力設定は実質無制限だった
UEFIの設定を確認してみると、Core i9-12900KSの電力制限はPL1、PL2ともに4095W。つまり、事実上制限は行われず、電源ユニットからの電力供給とCPUクーラーの冷却性能が許す限り、最大性能で動作するというものになっていた。
もちろん、試用機材の電源ユニットは1000Wなので、実際に4095Wまで上がるわけはない。インテル推奨設定ではCore i9-12900KSのPL2(最大ターボパワー)は241Wなので、冷却が間に合えば、それよりも高い電力で動くということだ。
Core i9-12900KSは発熱が大きく、温度が高くなりやすい。実際、インテル推奨設定でも240mmラジエーターの水冷PCでは厳しいCPUと言える。それだけに、360mmラジエーターの水冷クーラーで、どこまで性能を発揮できるのか気になるところだ。