SaaSとのデータ連携をクラウド型で提供
SaaSのデータをBI、iPaaS、ノーコード・ローコードツールで活用できる「CData Connect Cloud」
2022年6月14日、CData Software JapanはCData Software Japanは、クラウドデータコネクティビティをサービスとして提供する「CData Connect Cloud」をリリースした。SaaSとのデータ連携をシンプルにするCData Connect Cloudは、Googleスプレッドシート、Microsoft Excel 365や各種クラウドBI、ノーコード・ローコードツールから、100種類を超えるSaaSに接続する「コネクティビティ」を提供する。
CData Softwareは2016年の創業から、ODBC、JDBC Driversなどのライブラリによってコネクティビティを提供し、ユーザーのデスクトップツールやサーバーアプリケーションでのSaaS接続をサポートしてきた。また、CData DriversはSalesforce、TIBCO、アステリア、ウイングアーク1stをはじめ150社以上のデータ系のツール提供企業にOEM提供されており、データコネクティビティのデファクトとなっているという。
今回発表されたCData Connect Cloudは、コネクティビティを「Data Connectivity as a Service」として提供する。CData Connect Cloudを使えば、Google スプレッドシートやExcel 365 などのクラウド上のスプレッドシート、Tableau Online、Google データポータル、Amazon QuickSight などのクラウドBI、Power Apps、AppSheet、OutSystems などのノーコード・ローコードツールから100種類以上のSaaSに対して、APIコーディングなしで接続することが可能になる。CData Connect Cloudはクラウドサービスとして提供され、対象となるSaaSへの接続、データを利用するツール(BI、ローコードツール、スプレッドシート)からConnect Cloudへの接続という2ステップだけでSaaSデータへの連携が実現できる。
データソースはSalesforce、Dynamics 365、NetSuite、Adobe Marketo Engage、Salesforce Marketing Cloud Account Engagement(旧Pardot)、kintone、SharePointなどで、さまざまな業務SaaSで対応している。日本固有のSaaSのサポートとして現在はkintone、PCAクラウド商魂・商管DX、スマレジ、Yahoo! JAPAN DATA SOLUTIONをサポートしています。今後、サイボウズGaroon、Backlog、Yahoo!ショッピングなどの追加を予定している。