ENEOSは6月6日、日本電気(NEC)とEV充電サービスの事業譲渡契約を締結し、EV充電器およそ4600基の運営を開始したと発表した。
EV充電器およそ6100基の運営・管理およびシステム運用を行なっているNECとの間で協業の検討を進め、これまでNECが展開してきたEV充電器の運営・管理業務をENEOSが実施。EV充電器の運用・管理システムはNECが引き続き提供することで合意したという。
ENEOSではEV充電器およそ4600基の運営を承継し、引き続きNECが展開する全EV充電器のENEOSへの運営承継および新たなサービスの創出に向けて協議を行なうという。
ENEOSでは、今後のEV普及を見据えて経路充電によるEV充電ネットワークの拡充を推進。サービスステーションおよび他社との協業によりEV急速充電/普通充電ネットワークの拡大を検討している。計画では、2025年度時点で1000基以上、2030年度時点で数千基~1万基のEV急速充電器の設置を目標としている。