新宿中央公園 季節の足音 第27回

新宿中央公園のアジサイが見ごろに! アジサイロードを散歩しよう

文●新宿中央公園じゃぶじゃぶ四人組

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 皆さん、こんにちは。新宿中央公園管理事務所の「みーちゃん」です。

 じりじりと暑い日差しを感じることが多くなりましたが、いかがお過ごしでしょうか。公園内では、すっかり春の気配から夏の気配に変わり、チョウやミツバチ、アリなど、さまざまな生き物たちが活発に動き出し、せかせか蜜を集めたりしている様子が見られます。

 園内のアジサイロードでは、アジサイの花が徐々に開き始め、これから見ごろを迎えようとしています。アジサイロードには、ガクアジサイやヤマアジサイ、カシワバアジサイなど、さまざまなアジサイを植えています。

 今年は、去年より開花が遅いようですが、無事満開に咲くことを願いながら、写真をパシャパシャ。

区民の森 アジサイロードの様子(撮影 R4年5月30日)

ガクアジサイ(撮影R4年5月30日)

カシワバアジサイ(撮影R4年5月30日)

ヤマアジサイ(だいぶ葉が虫にやられている)(撮影R4年5月30日)

 色とりどり、花の形もいろんな種類があり、見ているだけで癒されますね。私は、カシワバアジサイの白色の中にレモン色が入っている爽やかさな感じや、ガクアジサイのグラデーションがかっている色合いも好きです。皆さんは、どのアジサイが好きですか? お散歩の途中に、ご家族や友達、恋人と話されてはいかがでしょうか。

 また、公園内には新しく「バイオネスト」を設置しました。

バイオネストの様子(ランチコーナー西側)

バイオネスト上からの様子

 「バイオネスト」とは、切った枝や落ち葉、雑草などを入れ、「自然の力」で土に還す堆肥置き場です。また、バイオネストはBio-nestと書き、それぞれ単語はBio=「生命体」、nest=「鳥や昆虫の巣」という意味になり、昆虫や土壌生物の棲みかとなるため、人の手で作った生き物の巣ともいえます。ぜひ、こちらもお散歩がてら見に来てください。

 また、公園ウェブサイトの「公園だより」やInstagramでも紹介中です。ぜひこちらも見てください。

 前回の記事はこちら

新宿中央公園のHPが使いやすくリニューアル! これからバラ、アジサイも見ごろに

※過去の連載記事はこちら:新宿中央公園 季節の足音

文/新宿中央公園じゃぶじゃぶ四人組

20~50代の樹木を愛する三人組+みーちゃんの四人組。新宿中央公園で行なわれるイベントの運営のほか、公園を利用される方をお出迎えする仕事をしています。全員、猫とカメが好きで、とりわけ公園の白糸の滝にいるカメさん達の動向を温かく見守っています。