ハイセンスジャパンは6月2日、豊かな色彩表現を実現するMini LED×量子ドットを搭載した「U9Hシリーズ」(75U9H/65U9H)を6月下旬より発売すると発表した。
本製品は従来の液晶テレビよりも小型の高輝度LEDバックライトを数多く敷き詰め、バックライトから出た光の波長をナノサイズの半導体粒子で変換する量子ドットを採用した4K液晶テレビとなる。
120Hzの高性能倍速パネルを採用。また多様なAI機能を搭載し、地デジやBSの放送映像を超解像処理により高精細な4K画質に復元できたり、時間によって変化する周囲環境の明るさや色温度に合わせて、最適な画質調整を自動で行なえる。
さらに、テレビ本体の光センサーで取得した部屋の明るさ情報をHDR画質処理に反映できる「Dolby Vision IQ」や、6144項目の色彩データベースを参照して高精度な色空間変換を行なえる「64色軸色彩コントロール」などを採用している。
サウンド面では左右にメインスピーカーとツイーター、背面のサブウーファーに加えて、テレビ上部に2つのイネーブルドスピーカーを搭載。迫力ある立体サウンドが楽しめるDolby Atmosにも対応している。
そのほかにもスマホの画面をテレビに映し出せる「スクリーンシェア」や2番組の同時録画機能などにも対応する。
価格はいずれもオープンプライス(実売価格は75U9Hが35万円前後、65U9Hが25万円前後の見込み)。