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ファーウェイ、新世代の電源システムPowerPOD 3.0を発表

ファーウェイ・ジャパン(コーポレート)
2022年05月31日

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ファーウェイ・ジャパン(コーポレート)
本参考資料は2022年5月26日(現地時間)に中国・東莞で発表されたプレスリリースの翻訳版です。

[2022年5月26日、中国・東莞] ファーウェイ(中国語表記:華為技術、英語表記:HUAWEI)の次世代データセンター施設の立ち上げイベントにおいて、ファーウェイデータセンター施設チームCTOの費珍福(フェイ・ジェンフー)は、新世代の電源ソリューションのPowerPOD 3.0を発表しました。このソリューションは、中核技術のイノベーションとコンポーネントの統合により、レイアウトを最適化し、設置面積、電力、そして時間を節約する安心のデータセンター電源システムを構築します。


ファーウェイデータセンター施設チームCTOの費珍福(フェイ・ジェンフー)

設置面積の節約:設置面積を40%縮小
革新的なコンバージドアーキテクチャと業界超高密度のUPS5000-Hを用いることで、キャビネット当たりの電力密度は向上し、電源システムの空間配置は最適化されます。キャビネットの数は22から11に減少し、設置面積は大幅に縮小します。例えば、12 MWのデータセンターは、PowerPOD 3.0ソリューションで縮小された設置面積により、従来の電源ソリューションと比較して170以上の追加ラックを展開できます。



省エネ:消費量を70%削減:
従来の電源ソリューションのリンク効率は、通常94.5%未満です。一方、PowerPOD 3.0は、リンク長を短縮しながら、効率を最大97.8%まで向上させます。さらに、UPS5000-HのS-ECOモードは99.1%の効率を実現し、消費電力を効果的に削減します。12MWのデータセンターでPowerPOD 3.0を使用すると、毎年30万米ドル近くを節約できます。

時間の節約:納期を75%短縮
従来の電源ソリューションは、約35本の銅バーと180本のケーブルをオンサイトで接続する必要があるため、高い品質上のリスクと2か月の納期が発生します。PowerPOD 3.0は、内部接続にトレイのようなプレハブ・バスバーを使用します。工場で実施されるプレハブと試運転により、オンサイトの構築は2週間で完了し、顧客へのサービスの展開が加速します。

心配無用:SLAの障害率を40%低下
PowerPOD 3.0は「自動運転」とAIテクノロジーの概念に基づいた、iPowerインテリジェント機能を備えており、信頼性の高い2層設計でエンドツーエンドの可視化、AI温度予測、主要コンポーネントの寿命予測、そしてインテリジェント設定を提供し、自動で予測的なO&Mが実現します。



データセンターは、高密度且つ大規模な方向に進化しています。電源システムは、データセンターの「心臓部」としての需要の増加に対応するため、ライフサイクル全体を通して安全性と信頼性を確保するだけでなく、革新的な方法で電源チェーン内のすべての機器を統合し、顧客により多くの価値を創出することが求められます。

【ファーウェイについて】
1987年に設立されたファーウェイは、情報通信技術(ICT)インフラとスマートデバイスの世界的な大手プロバイダーです。197,000人を超える従業員を擁し、170を超える国と地域で事業を展開し、世界の30億人以上にサービスを提供しています。
当社のビジョンおよびミッションは、あらゆる人、家庭、組織にデジタル化の価値を提供し、すべてがつながったインテリジェントな世界を実現することです。この目的に向けて、ファーウェイではユビキタス接続を推進し、ネットワークへの平等なアクセスを促進します。クラウドと人工知能を世界の隅々にもたらし、必要な時に必要な場所で優れたコンピューティングパワーを提供します。また、デジタルプラットフォームの構築により、すべての業界と組織が、より機敏で効率的、そして動的となるよう支援します。またAIの活用により、ユーザーエクスペリエンスを再定義し、自宅、オフィス、外出先など、生活の至る所でAIをよりパーソナライズします。
詳しくは、当社ウェブサイト:www.huawei.com/jp/をご覧頂くか、下記をご確認ください。
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