JVCケンウッドは5月27日、総務省の協力のもと、ウクライナの復興支援を目的に同社製の業務用無線機を駐日ウクライナ大使館へ寄贈すると発表した。
現在、ウクライナでは交通や通信などのインフラが壊滅的な被害を受けている。同社は今後のウクライナの復興支援を目的に、公共インフラに頼らずに交信が可能な無線機器を寄贈するという。
製品にはウクライナ現地での多種多様な活用を想定して、デジタル方式の国際規格であるNXDNやDMRに加え、アナログ方式でも使用可能なハイエンドの業務用無線機「NX-3220E」を選定している。