ファーウェイ通信 第171回
資料チェックやメモ書きなど、ビジネス用途で活躍! もちろん電子書籍にも便利
見やすさ抜群のE Ink採用のタブがファーウェイから登場! 「HUAWEI MatePad Paper」レビュー
2022年05月31日 11時00分更新
「HUAWEI MatePad Paper」を実際に使ってみた
メモ書きやPDFの資料閲覧、特に仕事で役立つ1台
今回は、HUAWEI MatePad Paperをさまざまな用途で実際に使っている。
まずはHUAWEI M-Pencil 2による手書きメモだが、紙のような書き心地に驚かされた。電子ペーパーでは気になる遅延もかなり抑えられており、サクサクとした操作感が心地よい。罫線やドット、議事録、ToDoといったメモのテンプレートが豊富に用意されていて、手書きで入力した文字のテキスト化も可能だ。
次に、PDFファイルの資料やウェブサイトの閲覧だが、これも快適だ。コントラストや反射率が紙に近いことで眼が疲れにくく、集中力を持続しやすいのがなによりもうれしい。仕事に没頭して、ディスプレーを見続けて疲れてきたら、ちょっと飲み物でも飲んで一呼吸を取りつつ、本機で資料を確認するというのもいいだろう。ウェブページの閲覧については、画像やアニメーションなどを多用したビジュアル重視のページをどんどんスクロールするというような場面には厳しいが、ニュース記事など文字が中心のコンテンツであれば問題ないと感じた。
そして、電子書籍の閲覧だが、紙の本のような感覚で読める。ファーウェイは「HUAWEI Books」を展開。国内大手出版社を含む、多数の出版社が参加しており、小説やビジネス書、マンガなどの多数の電子書籍コンテンツの提供されている。それらをE Inkの見やすい画面で楽しめる。コンテンツのさらなる拡充にも期待したいところだ。
HUAWEI MatePad Paperはファーウェイ独自の「HarmonyOS 2.1」を搭載し、純正アプリストア「HUAWEI AppGallery」から、自分の用途に合ったアプリを探しだして、ダウンロードが可能。さらにAmazonアプリストア経由でのアプリのインストールも試した。今回は青空文庫用のリーダーアプリでいくつかの作品を試してみたが、ページ送りなどもスムーズで快適だった。
★
HUAWEI MatePad Paperは、ファーウェイ公式オンラインストア「HUAWEI STORE」のほか、家電量販店やECサイトなどで、6月9日に発売予定。市場想定価格は6万4800円。通常の液晶/有機ELのタブレットとは特性が違うため、ユーザーの好みが分かれるかもしれないが、画面を見ていても疲れにくいE Inkのメリットは明らか。デジタルメモや資料の確認、電子書籍などで、長時間タブレットを使うという人なら、試してみてもらいたい1台と言える。
提供:ファーウェイ・ジャパン

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