GPU内蔵CPUでフルHDで30fpsを維持! 『Winning Post 9 2022』をAMD「Ryzen 7 5700G」で遊んでみた
2022年05月18日 11時00分更新
■ゲームタイトル:Winning Post 9 2022
■開発元:コーエーテクモゲームス
■販売元:コーエーテクモゲームス
■価格情報:8580円(税込)
■公式サイト:https://www.gamecity.ne.jp/winningpost9/2022/
実在の馬や人々が登場する
本格競馬シミュレーションゲームの最新作
コーエーテクモゲームスは、競馬シミュレーションゲーム『Winning Post 9 2022』を2022年4月14日に発売した。プラットフォームはPlayStation 4、Nintendo Switch、PC(Steam)。PC版の推奨環境は、OSがWindows 11の場合CPUはインテル「Core i3-8350K」以上、GPUはAMD「Radeon R7 360」/NVIDIA「GeForce GTX 650」以上、メモリーは2GB以上、空きストレージは15GB以上となっている(OSによって異なる)。
本作は、実在の馬や人々が登場する本格競馬シミュレーションゲームのシリーズ最新作。プレイヤーは「オーナーブリーダー」(馬主兼生産者)となり、国内外のレースで勝利を目指す。実際に活躍している馬や人々が登場するので、競馬ファンは間違いなくハマるはずだ。
オーナーブリーダーは大忙し
だからこそ勝利の喜びはひとしおだ
プレイヤーは「オーナーブリーダー」(馬主兼生産者)となるわけだが、やることは非常に多岐に渡る。平日は牧場を経営し、競走馬を生産・育成したり、競走馬の出走予定を決めたりして、人脈を広げていく。レース開催日には騎手に指示を出したり、レースを観戦したりと、オーナーブリーダーは忙しいといっても過言ではない。
仕事はたくさんあるのだが、競馬界に精通する先輩や秘書たちがプレイヤーをサポートしてくれるので安心だ。まずは冒頭のシステム解説をじっくりと読み込みつつ、みんなのアドバイスに従ってゲームを進めていこう。ゲーム内で1~2年を過ごせば、本作をどのように攻略していけばよいのか理解できるはずだ。
本作で重要な要素が「絆コマンド」。騎手、調教師、馬主、知人などと交流すると「絆コマンド」を獲得できる。絆コマンドを実行すると、競走馬の調教、人脈の構築、幼駒の生産などでさまざまな効果を得られるのだ。絆コマンドは序盤だと1ヵ月に1回しか使えないので、状況を見極めつつ積極的に活用していこう。なお、プレイ評価のRANKが上がると、絆コマンドの使用回数も増えるぞ。
本作で最も奥が深い要素が「種付け」だ。生産の流れは、「繁殖牝馬入手」→「繁殖牝馬に種付け」→「受胎確認」→「幼駒誕生」となっているが、ゲーム内で「パズルのように決められた正解があるわけでもない」と語られているほど難しいのだ。
まずは「危険度」、「配合評価」、「爆発力」などのパラメーターを重視しつつ、徐々にほかの要素にも気を配っていこう。
オーナーブリーダーとしての苦労が報われる瞬間が、競走馬の勝利。特に手がかかった愛馬ほど、勝利の喜びはひとしおだ。しかしレースの終わりはつぎのレースの始まりを意味している。そして競走馬の血統は連綿と続き、プレイヤーはより高い頂を目指すことになる。新たに「1976年」と「2012年」のシナリオを追加した圧倒的ボリュームの本作を、じっくりと楽しんでいこう。
「Ryzen 7 5700G」環境での快適度は?
最後に、Winning Post 9 2022がAMDプラットフォームでどのぐらい快適に動作するのかチェックしてみよう。今回のテスト用PCに搭載したCPUは「Ryzen 7 5700G」(8コア/16スレッド、最大4.60GHz)。今回の検証では、ビデオカードは使用していない。
グラフィック設定はデフォルトのままで、HD(1280×720ドット)、フルHD(1920×1080ドット)、WQHD(2560×1440ドット)解像度のそれぞれで平均、最小、最大フレームレートを「MSI Afterburner」で計測した。
今回のテスト用PCには8コア/16スレッドのRyzen 7 5700Gを搭載しているが、平均フレームレートはHDで30.2fps、フルHDで25.7fps、WQHDで16.9fpsとなった。
Winning Post 9 2022は最大フレームレートが30fpsに設定されている。WQHDではややコマ落ちが目立つが、フルHDであればまずまず滑らかに描画される。HD解像度なら上限の30fpsに貼り付くが、さすがに粗さが目立つ。GPU内蔵CPUという今回の環境なら、フルHD解像度でプレイすることをオススメしたい。
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