「レッドブル・エナジードリンク ルビーエディション」
レッドブル
4月26日発売
190円(税別)
https://www.redbull.com/jp-ja/energydrink/red-bull-ruby-edition
今度のレッドブルは「マンゴスチン」
誰もが知るエナジードリンク、レッドブルのお話です。レッドブルは2020年の「ホワイトエディション」を皮切りに、エディションシリーズとでも呼ぶべき「〇〇エディション」を続々と発売しています。
2021年には「グリーンエディション」「パープルエディション」「レッドエディション」が登場。ポケモンのソフトばりに商品を展開しています……な〜んてことを2022年2月に「オレンジエディション」が出た時に書いたのですが(参考:「レッドブルのオレンジエディションはスッキリ飲みやすい!」)、今回は「ルビー」です。これはもう完全にポケモンじゃん。ルビサファ世代を狙っているのでしょうか。
冗談はさておき、レッドブルは「レッドブル・エナジードリンク ルビーエディション」(以下、ルビーエディション)を4月26日から発売します。価格は190円(税別)。
ルビーエディションは、「濃厚な南国の甘みが喉を通り抜ける、宝石のような秘められたフレーバー」だそうです。さすがにこれだけでは伝わらないと思ったのか、パッケージには「マンゴスチンフレーバーのエナジードリンク」ともあります。
なお、100mlあたり、アルギニン120mg、カフェイン32mgなど、メインとなる成分の量は、通常のレッドブルと同じ。表記を見る限り、味の違いによる成分差はほぼないと考えてよさそうです。カロリーは100ml当たり45kcal。
ケミカルな果実フレーバーと酸味が特徴的
味としては……マンゴスチンとか、ライチとか、そのあたりをイメージしたフレーバーなんだと思います。南国の果実の雰囲気はありますし、甘すぎない。
ただ、ケミカルというか、「無理やり味をつけました」という風味であることは確か。無果汁ですしね。そして強い酸味も特徴。
既存のレッドブルのような「一般的なエナジードリンク」の風味とは大きく異なります。こんな表現もどうかと思いますが、「近い未来、果物が採れなくなった時代に作られた、架空のフルーツソーダ」みたいな味というか……。なかなか刺激的な味わいです。
今回は、アスキー編集部きってのエナジードリンク大好き人間、エナドリ番長・スピーディー末岡さんにも感想を聞いてきました。
末岡「今度のレッドブルはルビーエディションとな? とはいえ、ルビーなんて縁遠い生活をしているので、そこから味がイマイチ連想できない。パッケージを見ると『マンゴスチンのフレーバー』と書いてある。同じくマンゴスチンを食した記憶がないので、これでも味を連想できない。ある意味ピュアな状態で試飲に挑んだのだが……」
「けっこうすっぱい! 個人的には、今までのレッドブルの中でも酸味はもっとも強烈。カフェインじゃなくてすっぱくて目が覚めそう。マンゴスチンってこんな味なのか」
「後味もやや喉に酸味が引っかかる感じ。これはレッドブルそのものの特性でもあるけど。ただ、酸味のせいかレッドブルっぽさはあまり感じなかった。このフレーバー、けっこう好き嫌いが分かれるかも」
南国の果実のフレーバーは感じますが、酸味の強さ、独特のケミカルさもあって、唯一無二の味わいになっていると思います。エナドリは甘ったるくて苦手……という声もありますが、ルビーエディションは香りと酸味でベタベタした甘さを回避しているのがポイント。
一方で、ナチュラルやオーガニックといったワードとは無縁のケミカル&トロピカル路線は、苦手だという人もいれば、これが一番好き、という人もいるかも。エナドリ好きなら挑戦する価値はある、オリジナリティーのある1本でしょう。
モーダル小嶋
1986年生まれ。担当分野は「なるべく広く」のオールドルーキー。編集部では若手ともベテランともいえない微妙な位置。一人めし連載「モーダル小嶋のTOKYO男子めし」もよろしくお願い申し上げます。
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