ソラコム、IoTエッジカメラとSORACOM IoT SIMのセット「Android搭載IoTエッジカメラ Acty-G3+ スターターキット」発売
ソラコムは4月20日より、デバイス通販サイト「SORACOM IoTストア」にてIoTエッジカメラとSORACOM IoT SIMがパッケージになった「Android搭載IoTエッジカメラ Acty-G3+ スターターキット」を販売開始した。
「Acty-G3+」は1台でGPSと加速度、地磁気、ジャイロのセンサー、およそ1200万画素のワイドレンズカメラとフラッシュライトを搭載。充電式バッテリーを搭載しており、セルラー通信(LTE)を利用でき、防水性も備える。Android OSを搭載しており、スマホアプリの開発技術でIoTデバイスを制御できるのが大きな特徴で、KotlinをはじめとしたAndroidアプリの開発技術を活用できる。
Acty G3+スターターキットは、「GPSを用いた位置測位」「BLEビーコン連携」、カメラを用いた「滞在人数カウント」の3種類のサンプルプログラムをプリインストール。さらに、会議室管理システムを開発するIoT DIYレシピ「カメラとAIで会議室の人数を可視化」を無料で公開しており、プリインストールの「滞在人数カウント」アプリを利用することでリモートから会議室の状態を把握・管理できる。
セットには三脚用アダプター、特定地域向けIoT SIM(plan-D D-300MB、データ通信のみ)、SORACOMサービス利用料2000円分のクーポン(6ヵ月有効)が含まれる。通常価格は2万9480円。販売を記念し、5月31日までの期間は10%引きとなる2万6532円で販売する。
プリインストールされたサンプルプログラム
・GPSを活用した位置データを定期収集する「GPS Tracker connected with SORACOM」
・周囲のBLEビーコンの情報を定期送信する「BLE Scanner connected with SORACOM」
・カメラに映った人の数を定期送信する「Congestion Monitor for Acty-G3+ by AI Dynamics Japan」
公開されるIoT DIY レシピ
・【IoT DIY レシピ】カメラとAIで会議室の人数を可視化