LGエレクトロニクス・ジャパンは4月19日、モバイルノートパソコンシリーズ「LG gram」の2022年モデルを発表した。5月下旬より順次発売する。
17型、16型、14型の3サイズ、カラーはオブシディアンブラック、チャコールグレー、スノーホワイトの3色で展開し、主要9モデルをラインアップするほか、販売店限定モデルも展開する。
NVIDIA GeForce RTX 2050を採用したモデルは、LG gram史上最大の90Whのバッテリーを採用。GPUを搭載しながらも、16型で25時間、17型で22.5時間の長時間駆動が可能。通常モデルにおいても、14型で最大26時間(72Wh)、16型で最大22時間(80Wh)、17型で最大19.5時間(80Wh)と、ほぼ1日使用できる長時間バッテリーを搭載する。新素材カーボンナノチューブ採用の高密度バッテリーによって、軽量、コンパクトでありながら大容量化を実現した。
14型モデルの場合で999gという軽量さも特徴。耐久性においても各種マグネシウム合金を使用したフルメタルボディーを採用し、米国国防総省制定の耐久試験を7項目クリアした頑丈さを備える。
インターフェースはThunderbolt 4、USB Type-Aを各2ポート、HDMI出力、ステレオミニジャック(ヘッドホン出力、マイク入力共用)、UFS/microSDカードスロットを搭載。
CPUは第12世代インテルCoreプロセッサー、メモリーはデュアルチャネルのLPDDR5 5200MHz、ストレージにはGen4 NVMe SSDを採用。
フルHDよりも縦長の縦横比16:10のディスプレーを採用。16型、17型モデルは2560×1600ドット(WQXGA)、14型の場合でも1920×1200(WUXGA)ドットの高解像度ディスプレーを採用する。いずれもDCI-P3を99%カバーする表示性能を備える。
さらに本モデルでは、反射の少ないノングレア仕様のIPS液晶ディスプレーを採用。ノングレアディスプレーの欠点でもあった輝度の低さを改善し、明るく鮮明な画質を実現したとする。ウェブカメラはHDからフルHD(1920×1080ドット)に画質を向上したほか、ノイズキャンセリングに対応したマイクも搭載し、ウェブ会議向けの機能を強化した。
ビジネスでのパフォーマンスやセキュリティーを強化するため、顔認証機能や離席時の自動画面ロック機能などを備えた「LG Glance by Mirametrix」を搭載する。
その他、ジェスチャー機能対応のタッチパッドや、ディスプレーにバッテリーの残量を表示できる機能、Amazon Alexa、スマホの画面をPC上で一元管理できる機能などを搭載する。