フィリップモリスジャパン合同会社ポートフォリオマネージャーの村上彰啓氏にインタビュー

様々なニーズにあった”満足できるたばこ体験”を目指す、スリムな一体型も登場した「IQOS ILUMA」の魅力を聞く

2022年03月28日 18時00分更新

文● 八尋編集●ASCII

「IQOS ILUMA ONE（イルマワン）」

　3月8日に、フィリップモリスジャパン合同会社の加熱式たばこ「IQOS ILUMA」シリーズの新型として「IQOS ILUMA ONE（イルマワン）」が登場した（関連記事）。一体型でスリムな筐体を採用しており、従来より持ち運びがしやすくなったほか、3980円とリーズナブルな価格も魅力となっている。

　もともと「IQOS 3 MULTI」を使用していて、IQOS ILUMAシリーズでも一体型が登場するのを待っていた人や、お手頃な価格で手に入る新モデルが登場するまで購入を待っていた人にとっては、かなり気になる製品ではないだろうか。

　今回、同社のポートフォリオマネージャーの村上彰啓氏に、本製品を発表した経緯や魅力などについて伺った。

フィリップモリスジャパン合同会社ポートフォリオマネージャーの村上彰啓氏

持ち運びやすいスリムな一体型のニーズに応えて開発
ネックだった連続使用本数も倍増

──一体型でスリムなIQOS ILUMA ONEですが、このタイミングでの発表となった経緯を教えてください。

村上彰啓氏（以下、村上氏）：先に販売していた「IQOS ILUMA」「IQOS ILUMA PRIME」と同じタイミングで出させていただくという選択肢もありましたが、この既存の2製品と今回のIQOS ILUMA ONEは、機能性に違いがありますので、まずはベストなたばこ体験をしていただきたいということもあり、このタイミングで発表させていただきました。

──周りに「IQOS 3 MULTI」を愛用している人もいたので、一体型が出たら買うという人もいそうですね。

村上氏：そうですね。マーケットのパフォーマンスをみたときに、一体型の期待値も大きいなと感じました。そこで、従来のIQOS 3 MULTIでいただいたフィードバックをもとに、IQOS ILUMAシリーズでも一体型を発売させていただいた次第です。

──従来のIQOS ILUMA2製品とのすみわけはどう考えられていますか？

村上氏：IQOS ILUMA ONEは、従来の2製品と同じくブレードがない構造の「スマートコア・インダクション・システム」を採用しております。しかし、IQOS ILUMA ONEではタップ機能や自動で加熱する機能は省いています。吸いごたえや味わい、どの製品でもメンテナンス不要といった基本的な性能は押さえつつ、機能面を重視したい人は従来のIQOS ILUMAやIQOS ILUMA PRIMEを、持ち運びやすさを重視したい人はIQOS ILUMA ONEを選択いただければと思います。

IQOS ILUMA全シリーズで「スマートコア・インダクション・システム」を採用

──IQOS ILUMA ONEを登場させるうえで、とくに重要視した部分を教えてください。

村上氏：スリムで持ち運びやすい筐体や、お手頃な価格もそうですが、とくに注力した点は、20回連続で使用できるようにすることですね。IQOS 3 MULTIを愛用いただいていたお客様のフィードバックでも、連続10回だとちょっと少ないというご意見をいただいておりましたので。

1回のフル充電で20本の連続使用が可能に

スリムな筐体で持ち運びしやすいのも魅力

ポケットに入れても目立たないサイズ感

──20回連続で使用できるということは、「TEREA」1箱分ということですもんね。

村上氏：そうですね。呑みの場など、場合によっては吸う本数が増えることもあるかと思います。そういった際でも、IQOS ILUMA ONEだけで成立する場面も増えてくるのではないかと期待しています。

──カラバリは、ぺブルベージュ、ぺブルグレー、モスグリーン、アズールブルー、サンセットレッドの全5色となっていますが、このカラバリにした理由を教えてください。

カラバリは全5色

村上氏：まずはグローバルのトレンドとしてどういったカラーが人気かということを踏まえつつ、今回のカラバリ以外の色も試した中で、色のクオリティーなども考慮したうえで判断させていただきました。落ち着いたカラーですし、全色男性女性問わず選んでいただけると思います。また、より派手な色がお好みの場合は、ポップなカラーを採用したアクセサリーも用意しておりますので、そちらも検討いただければと思います。