美しいOLEDディスプレーや高音質スピーカー搭載、スマホ連携やログインして即使える点はかなり快適
Windowsノートパソコンの代わりになる? 2 in 1端末<IdeaPad Duet 560 Chromebook >を仕事やプライベートで使ってみた
超美麗ディスプレーに高音質スピーカー
スペック面での不満はなし
<IdeaPad Duet 560 Chromebook >は、タブレット本体とフォリオキーボード、スタンドカバー、ペンホルダー、デジタイザー(Lenovo USIペン)などで構成されており、これらの組み合わせによって、ノートパソコンのように使ったり、ピュアタブレットとして使ったりすることができる。この手の製品はカバーやペンがオプションになっていることも少なくないが、本製品は最初からすべて同梱されており、別途買い足さなくても必要なものが一度に揃うのはありがたい。
ディスプレーはタブレットとしては大きめの13.3型で、解像度はフルHD(1920×1080ドット)。液晶ではなくOLEDを採用しており、色域はデジタルシネマ向けの規格であるDCI-P3を100%カバーする。そのため発色が非常に美しく、一般的なノートパソコンのディスプレーだとくすんで見えがちな原色の赤や緑も、本来の鮮やかさでリアルに再現される。微妙な色や階調の違いもわかりやすいので、動画視聴などのエンタメ用途はもちろん、写真編集などのクリエイティブ用途にも役立ちそうだ。
画面サイズが大きいにもかかわらず、タブレット部の質量は約700gに抑えられており、コンバーチブル型の2-in-1端末に比べると軽くて持ち運びしやすいのも特徴。机に向かって作業するときだけでなく、ソファーでくつろぎながら動画を楽しんだり、ベッドに寝そべりながらゲームをプレイしたいときも気軽に利用できる。
本体にはスマートアンプ付きの4つのスピーカーが搭載されており、タブレットやノートパソコンの内蔵スピーカーとしては音質がよいのも魅力的なポイント。出力は各1.0Wあり、ボリュームを上げても音が割れたりすることもなくクリアに再生してくれる。人の声も聞き取りやすいので、音楽や動画を視聴する際だけでなく、オンライン会議の際にも積極的に使いたくなる。
インターフェースは、本体左側面と右側面にそれぞれUSB 3.0(Type-C)が1基搭載されており、いずれもPower DeliveryとDisplay Port Alt Modeに対応しているのもポイントだ。このほか、ディスプレー上部には500万画素のインカメラ、本体背面には800万画素のアウトカメラも内蔵。通信機能はIEEE 802.11ac/a/b/g/nおよびBluetooth 5.1に準拠している。
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