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新生活を勢いづけるシチズンのスマートウォッチ、wena 3搭載モデルが人気の理由

2022年03月26日 12時00分更新

文● 山本 敦 編集●飯島恵里子/ASCII

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回転機構を持つインナーベゼルのギミックはデザイン面だけではなく、実用性に優れている

実機を手に取るとわかる! ふたつのwena 3搭載機の深い魅力

 CITIZEN COLLECTION wena 3 搭載モデルは店頭で手にした方や、購入したユーザーからどのような評価を受けているのだろうか。親盛氏に訊ねた。

 シチズンが多くの接客を重ねてきた店頭スタッフの声などを集めたところ、wena 3搭載モデルについてはどちらかと言えば目当ての機種について入念な下調べを済ませてから「指名買い」する方よりも、実機に触れてみたファーストインプレッションで「一目惚れ」をして購入される方が多いそうだ。

wena 3搭載モデルの発売後、ストアの店頭から寄せられてくるシチズンのスマートウォッチへの反響を語る親盛氏

 「総じてスマートウォッチは、外装がカジュアル過ぎてフォーマルな装いに合わせにくいアイテムだと思っていた。シチズンの製品に初めて触れてみて、アナログ腕時計の高級感があり、なおかつ最先端のデジタルテクノロジーと違和感なく融合しているスマートウォッチがあることを知って驚いた」という声が多く寄せられているという。

 個別のモデルごとに、店頭で人気を集める機能がある。71Eはやはり電波受信機能により時刻合わせの手間が軽減されることに最も多くの興味関心が集まる。本機には「パーフェックスマルチ3000」という、腕時計に衝撃が加わった時にも時刻を自動補正する機能も搭載されているので、とにかく時刻がずれないスマートウォッチとしても手に取った方々を惹きつけているようだ。

10時位置のりゅうずでインナーベゼルを回転することで、世界複数のエリアの現在時刻が同時に直感的にわかる。写真の場合、ニューヨークが13時、パリが19時、東京が3時を表す

 61Eは10時位置のりゅうずを操作するとインナーベゼルが回転して、世界の時刻をひと目で把握できるユニークな機能を備えている。例えば海外と結んだオンライン会議などに参加する機会が多いビジネスパーソンにも、アナログ針を持つ腕時計ならではといえる利便性が高く評価されているという。

 wena 3自体はソニーのスマートウォッチであり、当然ながらソニーも本機を販売している。親盛氏は、シチズンのwena 3搭載モデルを「アナログ時計の便利な機能、デザインの統一感に満足いただき『シチズンのコレクションだから』と納得されてお買い求めになる方も増えている」のだと話す。

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