165Hz対応WQHD液晶の15.6型モデルなのに厚さ20.6mm・重量約1.73kg!
GeForce RTX 3060&Ryzen 9のゲーミングノートPC「G-Tune E5-165-R9」はAAAタイトルでも快適?
シンプルで落ち着いたデザインの筐体はマグネシウム合金採用の軽量ボディー
次は、G-Tune E5-165-R9の外観をチェックしていこう。昨今のゲーミングノートパソコンは、いかにもゲームゲームした派手めなデザインと、一見ビジネスパソコンと見分けが付かない落ち着いたデザインに大別されるが、G-Tune E5-165-R9は後者のデザインといえるだろう。
天板やパームレスト部はガンメタルグレー系のカラーリングとなっており、天板には白文字のG-Tuneロゴが施されている。全体的にソリッドでシンプルなデザインに仕上がっているので、ゲーミングノートパソコンとは思われないデザインだ。
筐体サイズは、ディスプレーを閉じた状態でおよそ幅355.5×奥行236.7×高さ20.6mm。筐体材質にはマグネシウム合金を採用しており、重量は2kgを大きく下回る約1.73kgを実現している。
厚みも15.6型ゲーミングノートパソコンとしては薄く仕上げられており、可搬性の高いゲーミングノートパソコンといえるだろう。家の中で持ち運びが楽々なのはもちろんのこと、イベント会場へ持ち込むパソコンや、出張のおともに持ち運んで就寝までホテルでゲーム三昧もよし、広い場所でVRを楽しみたい場合に一緒に持ち運ぶ母艦パソコンとしても活用できそうだ。
天板を開けると表れる、リフレッシュレート165Hz対応の15.6型WQHD(2560×1440ドット)ディスプレーはG-Tune E5-165-R9の大きな特徴の1つ。
高リフレッシュレートに対応するディスプレーは高速移動するキャラクターを残像少なく滑らかに表示して視認性を向上させるので、とくに競技性の高いFPSゲームでは必須に近いアイテムといわれている。
ということで、昨今のゲーミングノートパソコンには高リフレッシュレート対応のディスプレー搭載が当たり前となりつつあるが、そのなかでもWQHDの高解像度に対応しているG-Tune E5-165-R9のディスプレーは、ドットを感じさせない高精細なグラフィックでゲームを楽しむことができる。
また、表面処理には反射を抑えたノングレア方式を採用。液晶駆動方式は公開されていないものの、斜め方向から覗き込んでも色には大きな変化は見られず、視野角もとくに問題なさそうだ。狭額縁の3辺ナローベゼル設計なので、15.6型のサイズ感以上に迫力のある映像を高精細に楽しむこともできる。
ディスプレーの上辺には100万画素のWebカメラとデュアルアレイマイクが備わっており、ビデオ会議などに活用できるほか、顔認証の「Windows Hello」にも対応しているので、セキュリティー対応も万全だ。
キーボードなどの入力機器周りもチェックしよう。G-Tune E5-165-R9のキーボードはテンキー付きの100キー日本語配列で、キーピッチは約18.75mm、キーストロークは約1.4mmとなっている。キーストロークがやや浅めではあるものの、確かな抵抗感のあとにスコッと抜けてしっかりと底打つ打鍵感で、小気味よくタイピングすることができた。タイピング音は比較的静かなほうに属すると思われ、オンライン通話中でも大きなノイズにはなりにくいだろう。
そしてキーボードにはバックライトとしてRGB LEDが仕込まれており、ゲーミングパソコンらしく派手に光らせることも可能だ。キー1つ1つの独立LEDではなく、4ゾーン設定のRGB LEDなので細かいアニメーションなどは設定できないが、付属ツールのControl CenterからキーボードLEDの色指定や明滅設定などを行なえるようになっている。
そのほか、ポインティングデバイスとしては高精度タッチパッドが備わっている。マルチタッチジェスチャー入力でポインター操作を行なえるほか、タッチパッド下辺が左右に分かれて押し込み可能な物理キーとなっており、それぞれが左クリック、右クリックを担う昔ながらのタッチパッド操作にも対応する。
また、タッチパッド左上隅をダブルタップすることでタッチパッドの有効/無効を切り替えられ、ゲームプレイ時にタッチパッドの誤爆を防ぐため、素早く無効に切り替えるといったことも可能だ。
筐体の側面と背面に備わるインターフェース類も確認していこう。インターフェースは、左側面にUSB 3.1 Gen2 Type-A×1、マイク入力、ヘッドフォン出力(4極ヘッドセット対応)、右側面にmicroSDメモリーカードスロット、USB 3.0 Type-A×2。背面にUSB 3.1 Gen2 Type-C(映像出力対応)×1、HDMI出力、2.5Gb有線LANポート、電源コネクターを配置。
そして前面にはControl Centerより色設定可能なRGB LEDバーが備わっているほか、左右側面と背面には排気用の大きなスリットが設けられており、ゲーミングノートパソコンらしさを醸し出しているポイントともいえるだろう。
底面には、G-Tune E5-165-R9の冷却に必要な大量の空気を吸い込むためのスリットが多数設けられている。底面前方の左右両サイドに開けられたスリットにはステレオスピーカーを搭載。G-Tune E5-165-R9にはサウンド制御ツールとして「Sound Blaster Cinema 6+」が標準添付されており、再生音に効果を与えることで内蔵スピーカーでもサウンドを十分楽しめるようになっている。
とくにサラウンド効果が顕著で、ゲーム中の町の喧騒などが周りから聞こえるように感じられた。
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