アクロニス・ジャパンは2月17日、MariaDBとの新たなパートナーシップを締結した。パートナーシップにより、「Acronis Cyber Protect Cloud」の「Advanced Backup Pack」においてMariaDBデータベースの保護が可能になった。
MariaDBは、MySQLの派生版として誕生したオープンソースのデータベース。現在、世界で最も使用されているデータベースのひとつという。優れたパフォーマンスを持ち、MySQLをそのまま置き換えられるように設計されているため、WordPress、Joomla、Drupalで構築されたサイトを含めて、多くのウェブサイトがバックエンドソリューションとしてMariaDBを導入している。
サービスプロバイダーは、Acronis Cyber Protect Cloudとその拡張オプションであるAdvanced Backup Packを使用することにより、Acronis Cyber Protect Cloudのコンソールを通じて、MariaDBを使用するすべての顧客をシームレスにサポート可能となる。MariaDBデータベースのバックアップ設定は、ほかの20種類以上のワークロードのデータ保護と同じプロセスで簡単に行なえるほか、サービスプロバイダーはMariaDBデータベースの完全または特定データを個別にリカバリー可能という。