Workato株式会社
~11の自動化カテゴリで、世界のエンタープライズオートメーションの功績を称える~
世界最高クラスのエンタープライズオートメーションプラットフォームを提供するWorkato(ワーカート), Inc.(本社:米国カリフォルニア州、CEO:Vijay Tella、以下Workato)は本日、第1回「Workato Unstoppable アワード」の受賞者を発表しました。本アワードは、全世界の企業を対象として、11分野のエンタープライズオートメーションで優れた功績を残したビジネス/ITチームにスポットライトを当て、評価するために設立されました。日本からは、Ridgelinez(リッジラインズ)株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:今井俊哉、以下Ridgelinez社)がイノベーション部門で受賞しました。
イノベーション部門の受賞にあたり、Ridgelinez社 Technology Group Manager 大久保知洋氏は以下のようにコメントしています。
「この度は輝かしいアワードを頂戴し、誠に光栄に存じます。今回Workatoを活用して利用者視点での変革を具現化できたことが、イノベーション部門の受賞につながりました。DXを実現する上で、スピード感を持って構想を実装できるWorkatoは重要なピースと考えており、今後も社内ITでの更なる拡張やお客様への導入を目指していきます。」
また、WorkatoのCEOであるVijay Tellaは次のように述べています。
「Unstoppable アワードを獲得したすべての企業に、心よりお祝い申し上げます。受賞された企業が成し遂げた素晴らしいトランスフォーメーションは、Workatoを含む多くの企業や組織に感動を与えるものです。今後も、お客様がWorkatoプラットフォームを活用して偉大な成果を達成することを期待しています。」
Workatoは、以下11分野において優れた功績を残した企業を評価しました。
1. Kaiser Permanente社 - 従業員体験(EX)の自動化:米国の大手ヘルスケアサービスプロバイダーであるKaiser Permanente社は、1,200万人以上の健康プランメンバーを有し、39の医療センターと700以上の医療施設で30万人以上の職員を抱えています。同社では、承認期限を超過したファイルをプロジェクトマネージャーに警告するオートメーションプロジェクトを実施し、解決すべきコミュニケーションギャップを明らかにしました。このプロジェクトの結果、承認までの時間が短縮されただけではなく、記録データの保管、コミュニケーション、データの全体的な整合が改善され、同組織にとって大きな効果がもたらされました。
2. Belcorp社 - アイディアから実現までの速さ:Belcorp社は、美容とパーソナルケアの世界的なリーダー企業であり、L´Bel、Esika、Cyzoneの3つのブランドで製品を販売しています。Belcorp社は、7,500人以上の従業員を直接雇用しているほか、80万人以上の独立した美容コンサルタントから構成されるネットワークを有しています。Belcorp社は、10年前から使用していたインテグレーションテクノロジーをわずか数ヶ月でWorkatoに置き換えました。それまで利用していたインテグレーションプロセスは1つの分野に特化したものでしたが、Workatoによってさまざまなテクノロジーやビジネス分野を複合的に統合できるようになりました。わずか6ヶ月間で、1000以上のレシピを作成し、生産性を67%も向上しました。
3. SAP社 - マーケ、営業、カスタマーサクセスオペレーション(RevOps)の自動化:SAP社は多国籍ソフトウェア企業であり、売上高は270億ユーロを超え、米国を除くソフトウェア企業としては世界最大です。10万人以上の従業員を抱えており、ERPソリューションからCRMツールまでさまざまな製品を提供しています。SAP社は、エンタープライズオートメーションを使って収益スタックにあるすべてのアプリケーションを連携させることで、SDRの生産性を5倍向上し、劇的な投資収益率を実現しました。現在、このオートメーションプロジェクトは世界の4つの地域を対象に進められており、その展開はさらに加速しています。
「高ROIの実現」カテゴリのアワードには、次の2社が選ばれました。
4. Pure Storage社 - 高ROIの実現:Pure Storage社は、フラッシュストレージソリューションを全世界に提供している上場企業であり、2,600人以上の従業員を擁しています。同社は、2022年に、マーケティングとセールスの分野で5000以上のキャンペーンを自動化し、これまで毎年かかっていたエージェンシーによる実施コストを少なくとも20万ドル(約2,300万円)削減し、実施期間とSLAの期間を3~5営業日から数秒に短縮し、すべての地域と言語で一貫性のあるキャンペーンを実施することを計画しています。
5. TalentReef社 - 高ROIの実現:TalentReef社は、複数の拠点で求人情報を掲載する企業向けに単一のプラットフォームを提供しています。TalentReef社は、初年度に650%以上のROIを達成し、新しいインテグレーションに要していた時間を2~8週間から数時間に短縮しました。オートメーションに取り組むことで、コストの削減に加え、収益を増加する新たな機会を直接得ることができました。同社は、Workatoに投資することで、今後数年間で2~3倍の成長を遂げることを予測しています。
6. Atlassian社 - 部署や組織を横断した業務自動化:Atlassian社はオーストラリアに本拠を置き、株式を上場しているソフトウェア企業です。売上高は20億ドル以上、従業員数は7,000人以上であり、20万人以上の顧客と400万のコミュニティメンバーを有します。Atlassian社は、あらゆる機能にオートメーションを採用しています。その結果、FinTech、SalesTech、PeopleOps、Customer Supportなどの分野で成果を上げており、効率性の劇的な向上、数値化が可能な従業員満足度の向上、財務プロセスの正確さの向上を実現しています。
7. Snyk社 - Workbotを使用した自動化:Snyk社は、2015年に設立され、開発者向けのサイバーセキュリティソリューションを提供しています。急成長を遂げている同社の従業員数は1,000人を超えており、世界12カ国で事業を展開しています。Snyk社では、セールス担当者とのコミュニケーションの改善を図るために、購入につながる重要な瞬間を通知するアラートをセールス担当者に送信するボットを導入しました。「SPARKS」と名付けられたこのSparkボットは、デモのリクエスト、トライアルへの登録、アプリ内での購入などがあった場合に、適切な担当者に通知します。
8. Rapid7社 - RPAでは実現できなかった自動化:Rapid7社は、サイバーセキュリティデータおよび分析ソリューションを提供しており、シリーズDラウンドで資金調達しているスタートアップ企業です。1,000人以上の従業員を擁し、設立から11社を買収しています。Rapid7社は、カスタマーエクスペリエンスを向上させる目的で、エンジニアの貴重な時間を節約しながら、チケットを解決するまでの時間を短縮するオートメーションを構築しました。これまでに使用していたRPAソリューションは不安定であったため、Rapid7社のチームはWorkatoを採用しました。その結果、最終的に年間で8,000時間を削減し、顧客満足度を向上させました。
9. Adevinta社 - 経理、給与支払い、請求業務の自動化:Adevinta社は、ノルウェーでオンラインマーケットプレイスを展開する上場企業であり、15カ国以上で製品を販売し、3,000人以上の従業員を擁しています。Adevinta社では、会社の運営に必要な主要な財務フローをすべて連携させるプロセスを構築しており、そのコネクタとしてWorkatoを使用しています。同社は、プロセスの効率性をさらに高めることで、組織を次のレベルに押し上げて、数百万ドルのコストを削減できると予測しています。
10. Pipefy社 - Workatoを製品に組み込んだ自動化:Pipefy社はシリーズBラウンドの資金提供を受けており、2021年 Deloitte Technology Fast 500™にて、最も急成長している北米企業500社のうちの一社としてランクインしています。300人以上の従業員を有し、150カ国以上で顧客を抱えています。Pipefy社は、Workato Embeddedを導入してから1年足らずで、多くのハウスホールドブランドを含む世界の200以上の組織のプロセスを自動化しました。このプロセスでは、750万以上のタスクを処理する1,000以上のレシピを導入しています。
11. Collibra社 - 顧客体験(CX)の自動化:Collibra社は、これまでに約6億ドルのベンチャー資金を調達しており、エンドツーエンドのデータインテリジェンス製品を世界の数千社の顧客に提供しています。Collibra社は、会議の記録を含むメールを迅速かつ自動的に送信するようにし、顧客とのコミュニケーションを強化し、チームの作業時間を短縮し、コールへのすべての参加者が同じ情報を参照できるようにしました。
12. Ridgelinez社 - イノベーション:Ridgelinez株式会社は、日本に本社を置く富士通の子会社です。Ridgelinez社がWorkatoを採用した理由は、オートメーションによって社内ユーザーの働き方を変革するためでした。受賞の対象となったプロジェクトは、その採用の理由をまさに具体化したものでした。このソリューションでは、経費申請書の内容を読み取り、特定の申請を自動的に承認し、他の申請についてはエスカレーションして確認を求めるようにしました。Ridgelinez社は、このオートメーションにより作業時間を大幅に短縮でき、膨大な投資効果を得ることができました。
今回のアワードを獲得したこれらの企業はいずれも、エンタープライズオートメーションによってそれぞれの業界で新たな可能性を切り拓いています。Unstoppable Awardsでは、卓越した功績を残した企業や個人を表彰しています。
受賞者やユースケースの詳細については、Workatoのブログ(https://www.workato.com/the-connector/ja/workato-customers-win-unstoppable-awards/)でご覧ください。
Ridgelinez株式会社について
Ridgelinezは、変革への志を持つ「チェンジリーダー」と共に、未来を変え、変革を創る変革創出企業です。「人」を起点にすべての変革を発想し、ストラテジー、デザイン、テクノロジーを組み合わせ、単なる最先端な未来ではない、人や社会の持続的な幸福が実現する未来を描き、新たな価値を創出し変革を実現します。戦略策定からビジネスモデル・ソリューション設計、業務プロセス・アーキテクチャ設計、オペレーションシステム開発、戦略実行、エコシステム構築・運用など、変革プロセスの最初から最後までを支援するコンサルティングサービスを展開しています。
● Ridgelinez社 ホームページ:https://www.ridgelinez.com/
Workatoについて
Workatoは、エンタープライズオートメーションプラットフォームのリーダーです。
クラウド/オンプレミスを問わず、データベース、アプリケーション、各種サービスをAPIをベースに連携(インテグレーション)させ、社内外の組織を横断した業務プロセスやワークフローの自動化を、容易かつ素早く、アジャイルで行うことで、従来比10倍の生産性を実現しています。
また、100%クラウドネイティブなプラットフォームで、ノーコード化やマシンラーニングを適用した特許取得済みの自動化インプリ手法により、非エンジニアでも容易に自動化が行え、ガバナンスとセキュリティの機能も標準装備されているため、大規模エンタープライズに適した自動化を、従来比1/3のTCOで実現可能です。
Gartner社のEnterprise iPaaS市場におけるMagic Quadrantでは、初登場以来4年連続リーダーに選出されています。日本では、LIXIL、DeNA、横河電機など様々な企業で利用されています。
● Workato Japan ホームページ: https://workato.com/japan
● Facebook:https://www.facebook.com/workato.jp
● Twitter:https://twitter.com/workato_jp
● LinkedIn:https://www.linkedin.com/showcase/75603083/