株式会社Box Japan
BoxをTeamsのデフォルトのコンテンツ基盤として設定可能に
コンテンツクラウドをリードするBox, Inc.(以下、Box)は、米国時間1月26日、Box for Microsoft Teamsの機能拡充を行い、提供を開始したことを発表しました。これにより、Teams環境において、BoxをTeams上の既定のコンテンツ管理として設定できるようになります。この発表には、Microsoft TeamsでのBoxのエクスペリエンスをさらに向上させる新機能が含まれており、この統合機能強化によってコンテンツの不要な分散が低減し、BoxとMicrosoft環境間での作業がこれまで以上にスムーズになります。
2022年1月26日 午前11時00分(米国東部標準時)付けビジネスワイヤ(https://www.businesswire.com/news/home/20220126005384/en/Box-Announces-General-Availability-of-Integration-with-Microsoft-Teams-to-Power-Collaboration-in-The-Cloud)の抄訳
クラリオ(Clario)のCIO兼CTOであるジェイ・フェロー(Jay Ferro)氏は次のように述べています。「クラリオでは、社員が、どこからでも業務に必要なものにアクセスできるよう、最新・最良の技術スタックの導入を推進しています。BoxとMicrosoftは、この取り組みにどちらも不可欠な存在であり、両社の製品統合が強化されることで、セキュアなコラボレーションが可能になると同時に、組織内のコンテンツの分散が回避できます」
今回提供が開始された統合によってBoxのコア機能の主要部分がTeamsに直接組み込めます。BoxとTeamsのユーザーは、Teamsでのコミュニケーションやコラボレーションを中断せずに、Box内のコンテンツへのアクセス、コンテンツの共有、セキュリティの確保が可能となります。また、Boxの管理者による組織レベルで細分化された権限設定が可能になると同時に、Teams内でのBoxの展開を効率化し、組織内での導入が簡素化されます。また、Boxコンテンツに対して一貫したセキュリティ、コンプライアンス、ガバナンスポリシーを適用できるため、ユーザーエクスペリエンスが向上し、コンテンツの分散を防止できます。
Teams内でBoxの体験をさらに充実させるための新機能は以下の通りです。
●BoxをTeamsの個人用アプリとして使用:Box for Teamsのユーザーは、TeamsからすべてのBoxファイルにアクセスできるようになりました。これまでは、Teamsのチャネルやチャットで共有されたBoxコンテンツのみアクセスは可能でしたが、今回の機能拡充によってさらに便利になります。この新機能は、本日より提供を開始しています。
●TeamsでのBoxのユーザーエクスペリエンスを改善:ファイルのプレビューモードでのサムネイルが大きくなり、よりわかりやすいインターフェースになりました。また、プレビューからワンクリックでBoxファイルを直接開くことができます。この機能も提供開始されています。
●インストレーションの自動化によるフリクションレスな導入:Boxの管理者が、組織内の全ユーザーに向けて、Box for Teamsの統合機能を自動インストールできるようになります。これにより、各ユーザーが自身で統合設定をする必要がなくなり、導入が劇的に簡素化されます。この機能は、近日中に提供開始予定です。
●BoxファイルのタブをTeamsのチャットに追加:TeamsのチャットにBoxファイルのタブが追加されることで、チャネルやチャットからBoxファイルに容易にアクセスできるようになります。この機能は近日中に提供開始予定です。
●TeamsにBoxへのアクセスをピン留め: TeamsのチャットツールバーからBox for Teamsの統合機能が直接アクセスできるようになり、Boxファイルのアップロードや共有がさらに容易になります。この新機能は近日中に提供開始となる予定です。
Boxの最高製品責任者であるディエゴ・デュガキン(Diego Dugatkin)は、次のように述べています。「ダイナミックに変化する今日の業務環境では、セキュリティを担保しつつコラボレーションの促進や業務の効率化を可能にする柔軟性と、一貫性のある統合されたエクスペリエンスが求められます。私たちは、BoxとMicrosoft間のフリクションレスなエクスペリエンスをこれまで以上に重視しており、世界中の何万ものお客様に、どこからでもシームレスに私たちの製品を利用していただけるよう、開発に取り組んでいます」
Microsoftのエクスペリエンス&デバイスグループのCOO兼コーポレートバイスプレジデントであるカーク・ケーニヒスバウアー(Kirk Koenigsbauer)氏は、次のように述べています。「BoxとMicrosoftは、ここ数年、Office、Teams、管理ソリューションなどの統合において緊密に連携してきました。Boxは、Microsoft 365プラットフォームの利点をうまく活かし、お客様の業務遂行に必要な選択肢と柔軟性を提供する、エンタープライズクラスのSaaS企業のまさに好例なのではないでしょうか」
Boxは、Teamsとの緊密な統合だけでなく、Microsoft 365製品群全体とフリクションレスに連携しています。BoxとMicrosoftのユーザーは、OfficeアプリからBoxのコンテンツに直接アクセスし、効率的なコラボレーションができます。例えば、Outlookでは、メールにコンテンツを添付する代わりにBoxのリンクに変換することで、添付ファイル問題を回避すると同時にバージョン管理もできるのです。さらに、Box Shieldは、Microsoft 365ファイルの不審なファイルの印刷やダウンロードを制限でき、またMicrosoft Azure Information Protectionの分類ラベルを適用することで、両プラットフォーム間の情報の流れを保護します。Boxは、Microsoftインテリジェントセキュリティアソシエーション(https://blog.box.com/box-joins-microsoft-intelligent-security-association)のメンバーでもあります。
今回の発表内容について詳しくは、オンデマンドのWebセミナー(英語)(https://go.box.com/webinar-fy22q4-MSFT.html)および、Boxのブログ(https://www.boxsquare.jp/blog/use-box-your-content-cloud-microsoft-teams?hs_preview=EafPQROQ-65631174298)をご覧ください。
Boxについて
コンテンツ・クラウドをリードするBox (NYSE: BOX)は、ベスト・オブ・ブリード型アプローチで提供されるITスタックにより、企業のビジネスプロセス加速、業務におけるコラボレーション強化、さらに企業が保有する情報の保護を支援します。2005年に設立され、アストラゼネカ、ゼネラル・エレクトリック、JLL、Nationwideなどを含むFortune 500企業に選ばれている企業の67%を、また日本における約11,000社の企業を支援しています。Boxは、カリフォルニア州レッドウッドに本社を置き、米国、ヨーロッパ、アジアに拠点を持っています。
Boxについて詳しくは、https://www.box.com/ja-jp/about-usをご覧ください。株式会社Box JapanはBox Inc.の日本法人です。