レーザーはベタ塗りが苦手みたい
輸送用データプレートも同様にして、写真をベースにしてデータを作ります。
文字の部分はハンヴィーのプレートの写真をテンプレートにして書き、イラスト部分はモトコンポの写真をテンプレートにしました。相当簡略化しましたけど、まあまあそれっぽく見えるんじゃないかなと思います。
ただ、実際のデキはイマイチでした。地色にムラができてしまったのです。
レーザープリンターは文字が綺麗に出る代わりにベタ塗りは苦手で、どうしても均一になりにくいみたいです。しかもアナログ放送時代のテレビのゴーストのように、枠線や上のステッカーの文字がダブって印刷されてしまいました。
他のステッカーのゴーストについては、このステッカーだけにして出力すれば解決できます。濃さや色味を変えると枠線のゴーストも目立たなくなりました。でも地色のムラだけはそういうものらしいので、どうしようもありません。
インクジェット+レーザーで解決
じゃあとばかりにインクジェットプリンターでインクジェット用ラベルシートに出力してみたところ、確かに背景はバッチリだしゴーストも無くなりましたが、今度は文字が滲んでしまいました。
欲しいのはインクジェットのきれいな背景色とレーザーの綺麗な文字。その長所をなんとかして掛け合わせられないかということで、実験してみました。
使った用紙はインクジェットプリンター用のラベルシート。レーザープリンター用の用紙はレーザー専用のコーティングがされたポリエステル製のフィルムなので、インクジェットプリンターではインクが定着せず使えません。まずはこの用紙にインクジェットプリンターで地色だけ印刷します。
さすがカラー印刷に強いだけあって、全くムラもなく印刷できました。次にその地色を印刷した用紙をレーザープリンターに差し込んで、黒い部分のみ印刷します。
インクジェット用の用紙だし、地色の上に重ね塗りするのでトナーが定着するか心配だったんですけど、特に問題なく印刷できました。
ゴーストもなく、文字もしっかりシャープで、思った通りいい感じ! レーザープリンター用のフィルム製に比べるとちょっと厚いものの、この美しさなら大満足です。
この2枚のデータプレートステッカーはトップカバーに貼ろうと思っていたんですけど、全く入りきらないので、カウルに貼ることにしました。型番プレートはちょうどいい感じの大きさでしたが、輸送用プレートは大きすぎたので縮小して再印刷します。
トップカバーにステッカーを貼ります
まだ貼っていなかったラベルシールを貼っていきます。
最初は注意書きのラベルシールは全部トップカバーに貼るつもりだったんですけど、置いてみたらちょっと多すぎてうるさい感じになってしまいました。
しかも手前に貼ったシートレバーのステッカーは、シートの下に入り込んでしまいほとんど見えなくなってしまいます。
そこで「GASOLINE ONLY」を小さく作り替えてトップカウルの左側に移動させ、キックペダルのステッカーはキックペダルのすぐ横に貼りました。それ以外のステッカーは位置をズラして貼り付けます。シンメトリーになるのが嫌なので、操作チェックリストは左にオフセットさせました。
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