日本エイサーは2月3日、AOPENブランドより医療画像表示用ディスプレーとして「DT2462M-P」「DT2462M-N」「DT2162M-P」「DT2162M-N」の4機種を発表。2月4日より法人市場に向けて販売する。
いずれも解像度は1920×1080ドット、ディスプレーサイズはDT2462M-PとDT2462M-Nは23.8型、DT2162M-PとDT2162M-Nは21.5型。DT2462M-PとDT2162M-Pは10点マルチタッチ操作が可能となっている。
パネルは映り込みを抑える非光沢のAHVAパネルを採用。鮮やかな発色と178度の広い視野角を備える。医療画像に関する規格であるDICOM(Digital Imaging and Communication in Medicine)のなかでグレースケールに関する規格を定めたDICOM Part 14に準拠しており、医療現場で求められる正確な陰影や濃淡差を映し出すことができる。また、医療機器の安全規格「EN/UL 60601-1」や電磁妨害に関するEMC規格にも準拠。
4機種すべてディスプレイ全体をアンチグレアガラスで覆うことで耐久性を高めているほか、防塵・防水性能を表す規格であるIP65規格にも準拠。7日間の連続使用を想定したサーマルフロー設計により、内部の温度を効率的に放出。温度の上昇を抑え、部品の耐久性を維持する。
本体側面には回転式ノブを備え、ディスプレーの角度調整だけではなく電源のオン/オフ、設定メニュー画面表示なども行なうことができる。インターフェースはDisplayPort、DVI-D、ミニD-Sub 15ピンを搭載。10点マルチタッチ対応モデル(DT2462M-P、DT2162M-P)はこれらに加えてUSB 2.0(Type-B)も搭載。価格はいずれもオープンプライス。