新ブランド「NEXTREME」が持つ魅力とは
NECの新ブランド第1弾ノートPC<LAVIE NEXTREME Carbon>は、軽くて頑丈、利便性高めとリモートワークのお供にオススメのモデルだ!
キーピッチ19mmと、余裕のあるキーボード
モダンな印象のあるデザインと前述したが、キーボードもその印象に貢献している。<LAVIE N14>など同社の従来モデルでは、「英字」がキートップの左上に、「かな」が右下に印字されていた。
<LAVIE NEXTREME Carbon>は、英字を中央に、かなを右下に、ごく小さく印字している。あわせて、印字のフォントも縦長でやや細めのスッキリとしたものに変更した。これによって、開いた時の印象は従来モデルから大きく変わり、一見すると英字キー仕様のようなスッキリ感が生まれている。
日本でPCを購入すると、キートップには当たり前に「かな」が印字されているため、そこに対して疑問を持つ機会は少ないと思われる。しかし個人的には、普段かな入力を使わないなら、英字を強調したデザインの方が視認性がよく、使いやすいと感じる。ぜひ実物を触って試してほしい部分だ。
キーボードには自動バックライト機能を搭載(XC950/DAG、XC750/DAシリーズ)。周囲が薄暗くなれば自動で点灯し、明るさは10段階で任意に調整可能だ。一部キーレイアウトも従来モデルから変更しており、ファンクションキーに割り当てられている「音量の調整」や「ディスプレーの輝度」といったアクションキーを、機能ごとに近い位置にグループ分けしてまとめている。例えば、F1からF5までを音響関係、F6からF8までをディスプレー関係といった具合だ。
リモートワークの機会が多い人に試してほしい1台
フルHD(1920×1080ドット)解像度のウェブカメラに加え、手動で開閉できるプライバシーシャッター、美肌補正機能や、明暗自動調整機能など、オンラインミーティングをする機会の多いユーザーにうれしい機能を搭載。音響面では、YAMAHAのミーティング機能に対応し、エアコンやプロジェクター、キーボードの打鍵音といったノイズを抑制しながら、しっかりと声を相手に届けられる。
また、デュアルディスプレー時の機能として、視線でマウスカーソルを移動する「スマートポインター」や、選択したウィンドウを移動する「スナップウィンドウ」にも対応。そのほか、スマートフォンとBluetoothで通信し、PCの紛失を防止する「MAMORIO」機能も備えている。このように、作業を快適にする機能が多く搭載されている点も<LAVIE NEXTREME Carbon>の特徴だ。
業種によって、すっかり定着している「リモートワーク」という働き方。しかし、リモートワークとひと口にいっても、いつも同じ場所で働けるとは限らず、場所や環境が日によって変わることも珍しくないはずだ。
場所も、環境も、作業内容も、ノートPCの活躍度合いも日によって変わるし、オンラインとオフラインも行ったり来たりする、いわば働き方が多様化している時代。<LAVIE NEXTREME Carbon>は、NECパーソナルコンピュータならではの頼もしい使用感で、ビジネスをしっかりと支えてくれるモデルになりそうだ。
<LAVIE NEXTREME Carbon> 主なスペック | |||
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型名 | XC950/DAG | XC750/DAシリーズ | XC550/DAシリーズ |
ディスプレー | 14型(1920×1200ドット、ノングレア、IPS液晶) | ||
CPU | Core i7-1195G7 | Core i5-1155G7 | |
メモリー | 16GB | 16GB | 8GB |
ストレージ | 約512GB SSD(PCIe) | ||
インターフェース | Thunderbolt 4×2、USB 3.2 Gen2(Type-A)、HDMI出力端子、micro SDカードスロット、ヘッドフォンマイクジャック | ||
通信 | LTE | - | |
無線LAN | Wi-Fi 6(IEEE802.11ax) | ||
バッテリー駆動時間 | 約24時間 | ||
重量 | 約937g | 約891g | 約883g |
カラー | ペールゴールド | ペールゴールド/メテオグレー |