テレビチューナー搭載の2021年秋冬モデル
Windows 11搭載、映像鑑賞や在宅ワークにも大活躍の27型オールインワンデスクトップPC<LAVIE A2797/CAB>
NECパーソナルコンピュータから、オールインワンデスクトップPCの2021年秋冬モデル<LAVIE A2797/CAB>が登場した。27型という大型ディスプレーを採用しながら、本体幅や奥行きが小さめで、机の上にもすっきり設置できるのが特徴。また、4コア/8スレッドの高性能CPUやテレビチューナー、ブルーレイディスクドライブなどを搭載しており、プライベートから仕事まで幅広いシーンで快適に使用できるのも魅力的なポイントだ。
今回、<LAVIE A2797/CAB>を試用することができたので、製品の使い勝手やパフォーマンスなどを紹介していこう。
奥行きの狭い机にも置きやすいコンパクトな本体
PCを購入する際に頭を悩ませるのが、画面サイズと設置面積のバランス。画面が大きいほど見やすくて使いやすいと感じるが、デスクトップPCは本体サイズも大きく置き場所に困ってしまう。かといってノートPCの画面では少々物足りない……。そんなときに検討したいのが、ディスプレーとPC本体がひとつにまとまったオールインワンデスクトップPCだ。
ほとんどの場合、ノートPCより大きな20型以上の画面を備え、セパレートタイプのデスクトップPCに比べて設置面積が少なくてすむ。しかもケーブルの取り回しも楽なことが多い。
<LAVIE A2797/CAB>もそうしたオールインワンデスクトップPCのひとつだ。正面から見ると単体の液晶ディスプレーかと思うほどミニマムで洗練されたデザインになっており、どんな部屋にも違和感なく馴染む。PC本体はスタンド部に内蔵されていて、キーボードやマウスも完全ワイヤレス。設置時に接続が必要なのはACアダプターのみというシンプルさが嬉しい。
ディスプレーのサイズは27型で、スタンドを動かすことで画面角度の調節が可能。本体奥行きはその角度によって異なり、最小時はわずか約186.3mm、最大時でも約286.1mm。奥行きが約600mm程度の小さめの仕事机でも余裕を持って設置できそうだ。
ちなみに、付属のワイヤレスキーボードは垂直に自立させられるようになっている。そのため、未使用時は手軽に机の片隅に片付けて空きスペースを作るのも容易だ。使い方によっては、常にキーボードの分だけ奥行きが必要なノートPCよりも省スペースになることも。部屋が狭くてPCを置ける場所が限られてしまう場合にはありがたいポイントだ。
インターフェースは、本体左側面に電源スイッチやCONNECTボタン、ボイス起動ボタン、入力切替ボタン、明るさ調節ダイヤルが、本体右側面にSDカードスロット、USB 3.0×2、ヘッドフォンジャック、ブルーレイディスクドライブが搭載されている。また、本体背面にはHDMI入力端子、USB 3.0、USB 3.1×2、miniB-CASカードスロット、LANコネクター、DCコネクター、アンテナ入力端子も搭載。通信機能は有線LANのほか、Wi-Fi 6やBluetooth 5に対応する。
このほか、本体上部には有効画素数92万画素のウェブカメラとマイクも内蔵する。このカメラは上から手で押し込むとポップアップし、再度押し込むことで本体に格納できる仕組み。使用しないときに物理的にカメラ機能をオフにできるのは、プライバシー面を考えたときにかなりの安心感がある。