アルマイト処理を施したアルミニウム製の大型ヒートスプレッダを採用
CORSAIRのDDR5-5200MHz駆動メモリー「DOMINATOR PLATINUM RGB」を試す! 安定動作で鮮やかなRGBも魅力
2021年12月23日 11時00分更新
インテルが11月に販売を開始した第12世代Coreプロセッサー(コードネーム:Alder Lake)が好調な滑り出しをみせている。2種類のCPUダイを組み合わせたハイブリッド設計や、競合AMDのRyzenシリーズを多くの点で上回る性能の高さなどが話題を呼び、新チップセットを搭載したZ690マザーボードともども、売り上げの面でも好調のようだ。
第12世代Coreプロセッサーの大きな特徴の1つが、次世代規格となるDDR5メモリーへの対応だろう。従来使われてきたDDR4メモリーに比べ転送レートが大幅に向上しているといった特徴があり、現在は各社からモジュールが次々とリリースされ始めている状況だ。
まだまだ普及段階のDDR5メモリーだが、いち早く市場に製品を送り出したメーカーの1つが「CORSAIR」だ。今でこそCPUクーラーやPCケース、ゲーミングデバイス、周辺機器など多種多様なデバイスを販売しているCORSAIRだが、もともとは2000年代前半にメモリーモジュールの生産で名を上げたメーカーでもあり、メモリー製品の品質には定評がある。自作歴が長いユーザーであれば、同社のメモリーにお世話になったことがある、という人も多いだろう。
今回、そんなCORSAIR初のデスクトップPC向けDDR5メモリー「DOMINATOR PLATINUM RGB DDR5」を借りることができた。現在販売されているDDR5メモリーの中でも、高速なDDR5-5200駆動をオーバークロックでサポートする製品ということで、注目度は高いはずだ。今回は、DOMINATOR PLATINUM RGBの外観や特徴、実際の性能などをチェックしていこう。
試用したDOMINATOR PLATINUM RGB DDR5のスペック | |
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Fan Included | No |
Memory Series | DOMINATOR RGB DDR5 |
Memory Type | DDR5 |
PMIC Type | Overclock PMIC |
Memory Size | 32GB (2 x 16GB) |
Tested Latency | 36-38-38-74 |
Tested Voltage | 1.25 |
Tested Speed | 5200 |
Memory Color | BLACK |
LED Lighting | RGB |
Single Zone/Multi-Zone Lighting | Dynamic Multi-Zone |
SPD Latency | 40-40-40-77 |
SPD Speed | 4800MHz |
SPD Voltage | 1.1V |
Speed Rating | PC5-41600 (DDR5-5200) |
Compatibility | Intel 600 Series |
Heat Spreader | Anodized Aluminum |
Package Memory Format | DIMM |
Performance Profile | XMP 3.0 |
Package Memory Pin | 288 |