2021年PCパーツ総決算! GIGABYTEとジサトラが2021年を振り返る

文●ジサトラメンバーとGIGABYTEの愉快な仲間たち 編集●ASCII

提供: GIGABYTE

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5月
NVIDIAがGeForceのハッシュレートを制限

【ドリル】5月になると、NVIDIAが新たに製造するGeForce RTX 3080、RTX 3070およびRTX 3060 Tiを搭載したビデオカードに対し、マイニングに対するハッシュレート制限を施して出荷することを発表しました。

【渡辺】これでビデオカードが、本来のターゲット層であるゲーマーに徐々にですが行き渡るようになりました。

【ユージ】それでもまだビデオカード高いですよね。

【ハッチ】それはしょうがない。部品の生産がまだ追いついていないんだから。買えるようになっただけでも、ありがたいよ。

渡辺:VISIONシリーズのビデオカードは白くてカッコイイでしょ(ドヤ!) ユージ:(それ欲しいなぁ~)

【ドリル】そういえばGIGABYTEのTwitter、@GIGABYTE_Newsが5月末で更新を終了して、@AORUS_JPに移行しましたね 。

【渡辺】これまで2つあった日本ギガバイトのアカウントを1つに統合して、すべての情報を@AORUS_JPに集約するようにしました。見る側の利便性を考えて、そのほうがいいと判断したからです。

【ユージ】たしかに情報収集がラクになりました。

6月
GeForce RTX 3080 Tiの夜間販売で約60本が即完売

【ドリル】ようやくビデオカードが買えるようになったところで、GeForce RTX 3080 Tiが市場に投入されました。6月3日の発売日に20万円前後するビデオカードが即完売ですよ。みんなお金持ってますね―。

3日の22時から販売が始まった「GeForce RTX 3080 Ti」搭載ビデオカード。パソコン工房 秋葉原 BUY MORE店では17時から始まった事前会計の時点で約60本用意された在庫はすべて完売した

【川村】秋葉原はハイエンド製品から売れている傾向にありますから。35万円前後のGeForce RTX 3090とさほど性能に差がなく15万円も安かったら、そりゃ3080 Tiを買いますよね。

【ドリル】翌週にはGeForce RTX 3070 Tiも発売されましたね。こちらも夜間販売で60本近くが売れました。

【ハッチ】10万円前後のビデオカードが1日で60本売れるってすごくないですか?

【岡田】半年以上ビデオカードが買えない状態が続きましたから。みなさん貯めていたお金があったのでしょう。今買わないと次いつ買えるかわからない、という焦りもあったかもしれませんね。

【川村】ただ、GeForce RTX 3070 Tiは、3080との価格差がほとんどなかったので、その後は売れ行きが鈍くなることもありました。

【ユージ】売れるといえば、144Hz対応の28インチ4K液晶「M28U」を発売して、こちらも即完売しましたよね。

【川村】おかげさまで、大好評いただいております。入荷した直後に売り切れる状態がしばらく続きました。

4K/144Hz対応液晶の「M28U」。PlayStation 5やXbox Series X/Sなどの最新コンソールゲーム機での4K/120Hz出力をサポートする

【ドリル】ハッチもM28Uを発売日に買ったよね、4Kだから買ったの?

【ハッチ】HDMI2.1対応だったからですね。PS5で4K/120Hz表示ができる液晶が欲しかったんです。ただ、決め手はKVM機能です。HDMI2.1対応かつKVM機能付きとなるとこれ一択です。

【ユージ】ハッチさん、32インチの曲面液晶持ってましたよね。

【ハッチ】32インチは、ボクの机には大きすぎました(笑)。しかもスタンドがわりと前に張り出して邪魔なんです。キーボードを置くスペースが狭くなってしまって。なので28インチに買い替えました。

【ドリル】M28Uと同時に43インチ4K液晶「FV43U」も発売しましたよね。こちらもショップでかなり売れていると聞きました。

4K/144Hzの映像入力をサポートする43型ゲーミング液晶ディスプレー「AORUS FV43U」

【川村】43インチがこれほど売れるとは予想していなかったです。このサイズになるとリビングに置くために購入するのだと思いますが、ここにこれほどの潜在的需要があったのには驚きました。ほとんどの家庭用テレビはHDMI2.1に対応していないので、PS5を大画面で遊びたい方などにHDMI2.1対応のFV43Uを選んでいただけたのだと思います。

【ハッチ】リビングに43インチ、自室に28インチというのが、日本の住宅事情には合っているのかも。

7月
X570Sマザーボードが登場

【ドリル】7月には、突如として「X570S」を冠したマザーボード「X570S AORUS PRO AX」が登場しました。他社からもX570Sシリーズがリリースされたので、X570Sという新チップセットが出たのかと思い、焦った記憶があります。

【渡辺】X570Sというチップセットは存在せず、既存のX570と同じものですが、チップセット冷却ファンを排し、ヒートシンクだけで冷却するようになりました。X570より安いB550のほうが最新技術を実装しているという逆転現象を解消するために、X570をアップデートしてB550との差別化をより明確にしたかったのです。

大型ヒートシンクが目立つ「X570S AORUS PRO AX」。ファンレス化や2.5ギガビットLANとIntel Wi-Fi 6 AX200の採用がポイントだ

8月
Ryzen 5000GシリーズとRadeon RX 6600 XTが販売開始

【ドリル】8月にはグラフィック機能を内蔵した「Ryzen 5000G」シリーズが発売になりましたね。販売初日の秋葉原では行列などは確認できず、静かな様子でした。

【岡田】いつもですと22時に販売解禁ですが、今回は19時という珍しい時間に販売が解禁されました。

【ユージ】APUは、発売直後にドカンと売れるのではなく、じわじわと長い期間売れ続けるという印象がありますね。

【渡辺】APUとMini-ITXマザーを組み合わせて、小型PCを自作する方がけっこういらっしゃるので、APUが出ると弊社もMini-ITXマザーが売れるので、APUの発売は大歓迎です。

VGA機能を内蔵する「Ryzen 5000G」シリーズが販売開始。販売初日に行列などは確認できず静かなスタートとなった

【ハッチ】Radeon RX 6600 XTも8月12日に発売されました。朝から10人ほど並んでいたようですが……

【ドリル】「すごく売れた」という言葉を期待してる? 残念、安価な一部の製品を除き、発売日に完売するほどの勢いはなかったよ。

【ユージ】すでにビデオカードの品薄が解消されつつあったのと、8月はGeForceの新製品もかなり多かったですから。

【ハッチ】悔しいなぁ。Radeonユーザーとしては、もっとRadeonを使ってもらいたい!

【川村】Radeon RX 6600 XTはGIGABYTEももちろん発売しましたが、3連ファン仕様のGeForce RTX 3060 Tiに、液漏れ検知機能付きウォータブロックを搭載するGeForce RTX 3080小型液晶装備のLHR版GeForce RTX 3070など、8月は怒涛のようにビデオカードを発売しました。

【渡辺】そのぶん9月はほとんど新製品がなく、マザーボードの「X570S AORUS ELITE AX」を発売したくらいですかね。

【ドリル】たしかに9月は他社も含めてあまり新製品がなかったです。

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