コンパクトで多機能なスマートグラスや
自社開発のチップも発表
OPPO INNO DAY 2021では、スマートグラス「OPPO Air Glass」と、来年発売されるフラッグシップモデルに搭載されるイメージングNPU「MariSilicon X」も発表されました。
OPPO Air Glassは、わずか30gのスマートグラスで、眼鏡のフレームに取り付けて使う仕様。デザインの異なる2タイプのフレームも用意されるのこと。
OPPOのスマホまたはスマートウォッチと連携して使う仕組みで、天気やスケジュールなど、さまざまな情報をハンズフリーで見られるほか、自動翻訳にも対応。機能紹介のビデオの中では、中国語と日本語の同時通訳ができるとも説明されました。
OPPO Air Glassは、2022年の第1四半期に中国国内で発売される予定。今のところ、日本での発売予定はナシ。
MariSilicon Xは、6nmプロセスで製造されたイメージングNPU。端的に言えば「AIを用いた画像処理専用のプロセッサー」といったもの。OPPOが自ら、こうしたチップを作るのは初めてだそうです。
カメラの撮影画質を向上させるために、多彩な性能が盛り込まれていますが、とりわけ強くアピールしていたのが暗所での撮影の優位性。4Kビデオ撮影では、現行のフラッグシップ「Find X3 Pro」と比べて約20倍ものAIによる演算能力を実現しているとのこと。
MariSilicon Xは、2022年第1四半期にOPPOが発売する「Find X」シリーズの最新モデルに搭載される予定です。そもそもOPPOのカメラ性能には定評がありますが、さらに性能に磨きをかけたモデルの登場を期待できそうです。