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OPPO初の折りたたみスマホ「OPPO Find N」ファーストインプレッション

2021年12月16日 21時00分更新

文● 村元正剛(ゴーズ) 編集●ASCII

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コンパクトで多機能なスマートグラスや
自社開発のチップも発表

 OPPO INNO DAY 2021では、スマートグラス「OPPO Air Glass」と、来年発売されるフラッグシップモデルに搭載されるイメージングNPU「MariSilicon X」も発表されました。

 OPPO Air Glassは、わずか30gのスマートグラスで、眼鏡のフレームに取り付けて使う仕様。デザインの異なる2タイプのフレームも用意されるのこと。

OPPO Air Glassは眼鏡のフレームに取り付けられるコンパクト設計。カラバリはブラックとホワイトの2色が用意される

わずか0.5ccのプロジェクターを内蔵

本体の重さは約30g

 OPPOのスマホまたはスマートウォッチと連携して使う仕組みで、天気やスケジュールなど、さまざまな情報をハンズフリーで見られるほか、自動翻訳にも対応。機能紹介のビデオの中では、中国語と日本語の同時通訳ができるとも説明されました。

スマホを取り出さずに、さまざまな情報を確認可能。音声や首を動かすことでも操作可能

中国語、英語、日本語などのリアルタイム翻訳が可能

プレゼンテーション時のプロンプターとして使うことも

OPPO Air Glassのスペックと特徴のまとめ

 OPPO Air Glassは、2022年の第1四半期に中国国内で発売される予定。今のところ、日本での発売予定はナシ。

 MariSilicon Xは、6nmプロセスで製造されたイメージングNPU。端的に言えば「AIを用いた画像処理専用のプロセッサー」といったもの。OPPOが自ら、こうしたチップを作るのは初めてだそうです。

MariSilicon Xの性能のまとめ

 カメラの撮影画質を向上させるために、多彩な性能が盛り込まれていますが、とりわけ強くアピールしていたのが暗所での撮影の優位性。4Kビデオ撮影では、現行のフラッグシップ「Find X3 Pro」と比べて約20倍ものAIによる演算能力を実現しているとのこと。

Find X3 Proに搭載されているNPUの約20倍のAI処理能力を持つ

MariSilicon Xを搭載した次期モデルでは、背景が明るく人物の顔が影になるシチュエーションでも、人物と背景のどちらも明るく撮れるという

 MariSilicon Xは、2022年第1四半期にOPPOが発売する「Find X」シリーズの最新モデルに搭載される予定です。そもそもOPPOのカメラ性能には定評がありますが、さらに性能に磨きをかけたモデルの登場を期待できそうです。

MariSilicon Xを搭載するFind Xの新モデルは2022年第1四半期に登場予定

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