日本マイクロソフトは12月2日、小規模企業向けに設計されたコラボレーションアプリ「Teams Essentials」を発表した。
最大30時間のビデオ会議やグループチャット、ファイル共有、カレンダーなどの小規模企業が社内のコミュニケーションや顧客サービスに利用できる機能を提供。料金はユーザーあたり税抜430円(米国では月額4ドル)。
レストランや小売店、プロフェッショナルサービスなどの小規模企業において会議やチームコラボレーション、コミュニケーション、顧客へのサービスを提供でき、小規模企業だけではなく非営利組織、宗教法人、学校、コミュニティグループなどでも組織が迅速に業務を立ち上げることができるという。
無料版のMicrosoft Teamsの提供は継続されるが、Teams Essentialsでは会議時間の延長やストレージ容量の増加といった制限が緩和され、最大30時間・最大300人までの会議が可能なほか、ユーザーあたり10GBのファイルストレージ(無料版Teamsの2倍)を提供。Outlookカレンダーとの統合に加えて新たにGoogleカレンダーが統合(Googleカレンダーとの統合機能はまもなく提供開始予定)、チャットと会議を単一ソリューションに統合することで使い勝手をシンプルにしている。
Microsoft Teams Essentials はさまざまなMicrosoft Cloud Partnerから提供されるほか、Teamsのウェブサイトから直接購入することもできる。