デジオンは12月1日、自宅内のレコーダーの録画番組や放送中のテレビ番組を視聴する新アプリ「DiXiM(ディクシム) Play U」を発売した。
同社ではこれまで、DTCP-IP対応ネットワークプレーヤーアプリケーション「DiXiM Play」をiOS/Android(Android TV)/Windows/Fire OS/Chromebookなどに対応させている。DiXiM Play Uは、既存製品のDiXiM PlayをAppleやユニバーサルWindowsプラットフォーム(UWP)に対応させるだけではなく、同様のUIでパソコンの優位性を活かした視聴体験を提案するプラットフォームを目指して開発したという。
デジタル放送録画番組およびライブ放送の再生のほか、外出先から自宅のレコーダーにアクセスしての再生、レコーダーに録画したテレビ番組のダウンロードや再生、プライベートコンテンツ(ビデオ、写真、音楽)の視聴が可能。Mac/iPad版はAppleシリコン搭載のMacBookに対応、Windows版はユニバーサルWindowsプラットフォーム(UWP)に対応する。なお、インテルCPUベースのMacや、Mac miniなどディスプレーを備えていないMacは非対応。
DiXiM Play Uは、App Storeにて12月1日より提供開始、Microsoft Storeでは12月中旬の提供開始を予定。価格は買切りプラン(2820円)と月額プラン(月額220円)が用意される。また、12月20日までは買切りプランにてキャンペーン価格1410円。アプリ内課金で買切りライセンスの購入も可能なほか、ライセンス購入前に試用期限無しで再生時間1分間で試すことができる。
デジオンは併せてDiXiM Play Uを皮切りに、新ブランドとしてマルチメディアエンターテイメントプラットフォーム「DiXiM U」を展開していくと発表。クラウドサービス/コンテンツ配信サーバー/プレーヤーが、DLNAガイドラインなどに縛られない自由な仕様で情報を共有し、新しいコンテンツの楽しみ方を提供するプラットフォームを目指すとしている。