ソラコム、スリムボディのAIカメラ「S+ Camera Design」を発表

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 ソラコムは11月30日、LTE搭載で手軽に利用できるAIカメラ「S+ Camera (サープラスカメラ)」シリーズの新モデル「S+ Camera Design」を発表した。

 S+ CameraはLinuxベースの小型コンピューターとセルラー通信を搭載。汎用マウンタを利用して手軽に設置し、AIアルゴリズムを開発しインストールすることで用途にあわせたAIカメラソリューションを実現する。また、IoT技術によって専用コンソール画面から撮影した画像の確認や、AIアルゴリズムのリモート入れ替えが可能。2020年7月の発売以来、リーズナブルな価格と設置・運用のしやすさから商業施設の混雑度チェック、街中の交通量調査、電気や空調設備のモニタリング、工場や倉庫の入退室管理などに利用されている。

 新モデルのS+ Camera Designはボディデザインを刷新し、パブリックスペースにも違和感なく溶け込むデザインとしている。横幅は5cmと従来機種のおよそ半分にスリム化したことで狭い場所にも設置可能。さらに設置しやすくするための工夫として、前後、斜めにカメラを回し角度調整できるようにしたほか、ピント調整や各種ワイヤー取り付けも可能とした。デザインはインダストリアルデザインを手がける日南とのコラボレーションによるもの。

 価格は4万9800円。12月1日15時より販売を開始する。 なお、新モデルの提供開始にあわせて、12月1日15時よりオンラインセミナー「AI Camera NOW ~2021年総まとめ編~」内で詳細を解説する。

 また、S+ Cameraシリーズにインストールして使えるアルゴリズムを販売する「S+ AIマーケット」を12月1日から提供開始する。 併せてS+ AIマーケットで提供するアルゴリズムとして、AI Dynamics Japanが提供する20個の汎用的なAIアルゴリズムがパッケージとなった「Package20」を提供開始。

 S+ AI マーケットではパートナー企業が提供する3rd party アルゴリズムを購入でき、購入したアルゴリズムはブラウザー上の操作でセルラー通信経由でAIカメラに遠隔からインストールして利用できる。対応アルゴリズム第1弾となるPackage20は、商業利用が進む汎用的なAIアルゴリズム20種を厳選したパッケージで、通行人カウントや滞在時間の計測、車などの物体検出やOCRによるナンバー検知などのアルゴリズムが含まれる。価格は9800円。なお、12月31日までお試しキャンペーンとして無料で提供。

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