普通免許で運転OK
ヤマト、超低床・ウォークスルー構造の小型EVトラック「日野デュトロ Z EV」実証実験開始
「日野デュトロ Z EV」
ヤマト運輸は11月24日より、日野自動車が開発した超低床・ウォークスルーの小型BEV（Battery Electric Vehicle）トラック「日野デュトロ Z EV」を用いた集配業務の実証実験を開始する。
日野デュトロ Z EVは日野初の本格小型EVトラックで、走行時に温室効果ガスを排出せず、環境に配慮した車両。小型トラックなので、普通免許で運転可能。都市部や住宅街での宅配業務の作業効率も考慮した構造となっている。
低いヒップポイント
ウォークスルー構造
超低床構造
荷室への乗降がしやすい超低床構造が特長。運転席もヒップポイントが低く、スムーズに乗降できる。また、運転席から荷室がつながったウォークスルー構造を採用し、作業性の向上を図る。さらに、騒音を抑える技術や、市街地走行に必要な先進安全技術を装備。クラス初という後退時の誤発進抑制装置も搭載する。
本実証実験は、ヤマト運輸日野日野台センター（東京都日野市）、ヤマト運輸狭山中央センター（埼玉県狭山市）で実施し、温室効果ガス排出量削減効果や、集配業務における効率性・作業負荷低減の効果などを確認する。導入台数は2台。実証期間は、2022年5月末までのおよそ6ヵ月を予定している。