前へ 1 2 次へ

京急グループとシナスタジアの協業で作る新世代の観光

XRとオープントップバスを組み合わせた周遊ツアー、横浜で12月18日から定期運行

文●ASCII

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

KEIKYU OPEN TOP BUS YOKOHAMA -NAKED XR TOUR-の体験イメージ

横浜・みなとみらいエリアで気軽に楽しむ
Society5.0時代に向けた観光コンテンツ

XRコンテンツが位置情報と連動する様子を楽しもう

 京急グループとシナスタジアは、これまでにも「オープントップXR観光バスツアー」として、神奈川県が運営する「ビジネス・アクセラレーター・かながわ(BAK)」の支援のもと、ツアーコンテンツを共同企画している。

 BAKは、新型コロナで生じている社会課題の解決に取り組むオープンイノベーションのプラットフォーム。「世界初の観光体験」や「新たなマイクロツーリズム企画」を通じて、観光業への需要喚起を行ない、横浜市の域内経済を活性化することを目的としている。

 オープントップXR観光バスツアーは、観光庁が公募した「これまでにない観光コンテンツやエリアマネジメントを創出・実現するデジタル技術の開発事業」にも選定されて、両社は、今後も新たな技術開発、コンテンツ内容の充実化を推進する計画があるという。

 観光庁による同事業は、技術と観光資源とのかけ合せによる相乗効果を生み出し、DX推進による新たな地域観光モデルを構築することにより、Society5.0時代に向けた、これまでにない観光コンテンツ及びエリアマネジメントを創出・実現するものと位置付けられている。

体験イメージ。象徴的な夜景を持つ横浜・みなとみらいエリアは、XRコンテンツとの相性もバツグンだ

 デジタル技術の利用やICTの導入で、単に作業の省力化を図ったり、情報・体験を単にデジタル化したりするだけでなく、顧客の体験価値を向上させていくという考え方は、旅行業界の新たなスタンダードをかたち作っていくきっかけになり得る。横浜・みなとみらいエリアは日常的に煌びやかなイルミネーションが街を彩っているエリアなので、XRとかけ合わせて、現実と仮想をミックスした幻想的な空間を楽しむのにも、うってつけ。ポストコロナ時代の新しい観光ツアーをいち早く体験でき、これまでにない観光体験を味わえる機会として、注目を集めそうだ。

前へ 1 2 次へ

過去記事アーカイブ

2024年
01月
02月
03月
04月
05月
06月
07月
08月
10月
11月
2023年
01月
02月
03月
04月
05月
06月
07月
08月
09月
10月
11月
12月
2022年
01月
02月
03月
04月
05月
06月
07月
08月
09月
10月
11月
12月
2021年
01月
02月
03月
04月
05月
06月
07月
08月
09月
10月
11月
12月
2020年
01月
09月
10月
11月
12月
2019年
07月
08月
2018年
07月
11月
2016年
03月