サムスン電子ジャパンが9月22日に発売した「Galaxy Watch4」を使ってみました。グーグルと共同で開発した「Wear OS Powered by Samsung」という新しいOSを搭載し、体組成測定機能を備えるなど、見どころが多いモデルです。タッチベゼル搭載の「Galaxy Watch4」と、回転べセル搭載の「Galaxy Watch4 Classic」の2タイプから選べますが、筆者は「Galaxy Watch4」の44mmモデルを使ってみました。
装着感はごくフツーのスマートウォッチ
Galaxy Watch4と接続させたスマートフォンは「OPPO Find X3 Pro」。ペアリングには「Galaxy Wearable」というアプリを使います。従来のWear OS搭載モデルは「Wear OS」アプリを使いましたが、それではペアリングできず、iPhoneにも対応していません。
実は、当初「AQUOS R6」と接続させて使いたかったのですが、ペアリング時にプラグインアプリのインストールが求めら、それがうまくいかずに断念した次第。なお、2週間ほどの試用中にソフトウェアのアップデートが2回あったのですが、それによって問題は解消された模様。後日、AQUOS R6ともスムーズにペアリングできることを確認できました。
Galaxy Watch4は「Galaxy Wearable」アプリだけで使えますが、Watchで計測した活動量や睡眠時間の記録には、サムスン製の健康管理アプリ「S Health」が必要です。
Galaxy Watch4の装着感は、ごくフツーのスマートウォッチという印象。ケースの厚さは9.8mm、重さは30.3gと、スポーツをする際にも気にならないサイズ感に抑えられてますが、かと言って、薄くて軽いと感じるほどでもありません。
ストラップ(バンド)は、ウェブサイトには “高品質で汗に強い素材” と記されていますが、おそらくシリコン製。ストラップのあまる部分をバックルの内側に収める仕組みで、しっかりと装着できます。
フレームはメタル(アーマーアルミニウム)製で、右側に2つのボタンがあり、上はホームキーで、下は戻るキー。ホームキーを2回押して、よく使うアプリを起動させるなどのカスタマイズも行えます。