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トライバンドと比べて速度が最大およそ30%向上

ネットギア、6GHz帯対応の「OrbiクアッドバンドメッシュWiFi 6Eシステム」

2021年10月13日 17時30分更新

文● ASCII

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「OrbiクアッドバンドメッシュWiFi 6Eシステム」

 米NETGEARは10月12日(現地時間)、新たに6GHz帯を追加した「OrbiクアッドバンドメッシュWiFi 6Eシステム」(RBKE960シリーズ)を発表した。なお、日本国内では現時点でWi-Fi 6Eの利用が制限されているため、発売は未定としている。

「RBKE963」

 本製品は、同社のOrbiトライバンドWi-Fi 6システム(RBK853)をベースに、6GHz Wi-Fi用に4番目のバンドが追加されている。この新しい帯域は、既存の2.4GHz/5GHz帯域を使用する他のデバイスからの干渉を受けずに、最新のスマホやPCでさらに高速なWi-Fi速度を実現するという。

 トライバンドのOrbi Wi-Fi 6と比べ、Wi-Fi無線およびアンテナ設計が強化されたことで、本製品ではさらにカバレッジが改善され、速度が最大およそ30%向上したとする。

 インターネット接続も強化され、最大10ギガビットをサポートするほか、2.4GHz/5GHz/6GHzの3つの帯域すべてにおいて、16のWi-Fiストリーム(利用可能な最高の仕様)で最大のスループットを保証している。

 さらに、以前のトライバンドOrbiシステムと同様に、ルーターとサテライト間のデータ交換に同社の専用のバックホールを使用するため、接続されたデバイスのパフォーマンスに影響を与えることはないとしている。

「RBKE963B(ブラックエディション)」

 実売価格は、3パック(ルーター、サテライト×2)の「RBKE963」「RBKE963B(ブラックエディション)」が1499.99ドル前後、追加用サテライト「RBSE960」が599ドル前後の見込み。

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