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タッチ対応のIPSパネルや約10時間駆動など、使い勝手は抜群!

モバイル向け第11世代Core搭載! 出先や自宅で積極的に活用できる14型フルHDの軽量薄型ノートPC<IdeaPad Slim 560i Chromebook>

文●山口優 編集●市川/ASCII

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レノボ・ジャパンの<IdeaPad Slim 560i Chromebook>

 レノボ・ジャパンから、タッチ対応の14型フルHDディスプレーを搭載する<IdeaPad Slim 560i Chromebook>が登場した。「Tiger Lake」ことモバイル向け第11世代Coreプロセッサー「Core i5-1135G7」を搭載しており、普段使いからエンタメ用途まで幅広いシーンで快適に使用できるのが特徴だ。ここでは、<IdeaPad Slim 560i Chromebook>の外観や使い勝手、パフォーマンスを紹介していこう。

CPUは、4コア/8スレッドの「Core i5-1135G7」を採用。モバイル向けの第11世代Coreプロセッサーだ(Tiger Lake)

Chrome OSを採用したクラムシェルタイプのノートパソコン

 <IdeaPad Slim 560i Chromebook>は、製品名からもわかるとおりChrome OSを採用している。Google PlayやGmailなど、Googleサービスとの親和性が高い。また、起動やスリープからの復帰が速く、気が向いたときにサッと使い始められるのも魅力的なポイントだ。

 本体サイズはおよそ幅324×奥行221×高さ16.6mmで、14型ノートパソコンとしてはごく一般的な大きさだ。質量は約1.49kgとなっているが、レビュー機の場合は実測で1.422kgだった。

本体前面(左)および本体背面(右)。厚みは16.6mm、質量は実測で約1.422kgと、薄型軽量ボディーになっている

 本体カラーは、同社が「ストームグレー」と呼ぶ濃いグレーが基調になっている。ボトムケースは樹脂製(ポリカーボネート+ABS)だが、天板はアルミ素材を採用している。表面に鈍い光沢があり、金属ならではの上質さや剛性の高さが感じられる。ちなみに、天板は右側の3分の1ほどの色合いが微妙に異なるツートンカラーになっている。全体的にシックで落ち着いた雰囲気のため、学業・仕事からプライベートまで、シーンを問わず使用できそうだ。

天板はアルミ素材を採用しており、グレーのツートンカラーになっている

本体底面はゴム足と通気孔のみで、すっきりとした印象だ

 インターフェースは、本体左側面にUSB 3.0(Type-C)、USB 3.0(Type-A)、microSDメディアカードリーダー、マイクロフォン・ヘッドフォン・ジャックが、本体右側面にUSB 3.0(Type-C)が搭載されている。このうちUSB Type-CはPower DeliveryとDisplay Port Alt Modeに対応しており、電力を送ったり、外部ディスプレーに映像を出力したりすることが可能だ。

本体左側面には、USB 3.0(Type-C)、USB 3.0(Type-A)、マイクロフォン・ヘッドフォン・ジャック、microSDメディアカードリーダーが搭載されている

本体右側面には、USB 3.0(Type-C)が搭載されている

 そのほか、ディスプレー上部にはスライド式の物理シャッターを備えたウェブカメラを内蔵。通信機能はWi-Fi 6およびBluetooth 5.1に準拠している。

ディスプレー上部には720pでの撮影が可能なウェブカメラが内蔵されている。スライド式の物理シャッターを搭載しているので、プライバシー保護の面でも安心だ

タッチ操作に対応したIPSパネルを採用

 ディスプレーの解像度はフルHD(1920×1080ドット)で、IPSパネルが採用されている。没入感が高いスリムベゼルと、映り込みが少ない非光沢のパネルによって、画面に集中しやすい。輝度は300nitあり、日中の窓際や屋外などの明るい場所でも表示が見やすく感じた。このほか、コントラスト比は800:1、視野角は170度、色域はNTSC比45%と、ノートパソコンのパネルとしてはごく一般的なスペックになっている。

14型のフルHD(1920×1080ドット)ディスプレーを搭載する。スリムベゼルのため没入感が高いのが印象的

 また、パネルはタッチ操作にも対応しており、スマホやタブレットのように画面に直接指で触れてアプリを起動したり、ページをスクロールしたりできる。ディスプレーは180度まで開くことができるので、対面の相手と画面を共有しながら打ち合わせするときなどにタッチ操作できるのはとても便利だ。

ディスプレーは180度まで開くことができる。パネルはタッチ操作にも対応

 キーボードはChromebookの標準的なキー配列になっている。キーピッチは約19mmあり、キーストロークは浅めだがしっかりとしたクリック感があってタイピングはしやすい。タッチパッドもクリックボタン一体型で操作エリアが広く、スクロールやジェスチャーなどがやりやすかった。

キーボードはChromebookの標準的なキー配列。キーピッチが約19mmあってタイピングしやすい

 キーボードの両サイドには、Waves MaxxAudio認定の2W×2のステレオスピーカーが内蔵されている。このクラスのノートパソコンとしては音質もいいほうで、音楽や動画はもちろんだが、ビデオ会議の音声なども聞き取りやすかった。

 ちなみにキーボードはバックライトが内蔵されており、暗所でキーの区別がつきやすくなっている。また、ディスプレーを開いた際、本体前面のライトバーでバッテリー残量などの状態を色で示すという、ユニークなギミックも搭載されている。

キーボードはバックライトも内蔵している

本体前面のライトバー。バッテリー残量などを色で知らせてくれる

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