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人に見せたくなるPCを自作しよう

Core i7-11700とGIGABYTEのZ590マザーで組むゲーム実況配信向け純白PC

文●藤田 忠 編集●北村/ASCII

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部屋や机周りに合わせてPCの色をコーディネイトする

 最近選択肢がグッと増えているのが、おしゃれな白をベースカラーに採用しているPCパーツだ。そんな白色をベースにしたPCパーツは主に、PCケースファンや空冷CPUクーラー、簡易水冷ユニットのラジエーターが多かったのだが、GIGABYTEにはマザーボードとビデオカードに白色の配色を採用した製品がある。それがクリエイター向けの「VISION」シリーズだ。

 同じく増えているコンパクトかつデザイン性に優れた白色Mini-ITX PCケースと組み合わせれば、部屋とコーディネイトしやすいホワイトカラーのPCを、好みのスペックで自作できるようになる。今回はこの「VISION」シリーズを使ってハイエンドビデオカードを搭載したコンパクトなPCを組んでみることにした。

GIGABYTEのクリエイター向けブランド「VISION」シリーズ。インテル、AMDプラットフォームの両方で純白のPCを組めるようになった

安定のインテルプラットフォームでゲーミング&配信PCを自作

 GIGABYTEのクリエイター向け「VISION」は、Mini-ITX規格をラインアップしている。現在は、Intel Z590チップセットを採用したLGA1200の「Z590I VISION D」のみになるが、インテルプラットフォームは配信用途で使うUSBキャプチャーユニットとの相性が良いのでちょうどいい。

 さらに今回のコンセプトとなるコンパクト性は、直方体デザイン採用のdarkFlash製Mini-ITX PCケース「DLH21」で実現している。「DLH21」のサイドパネルは内部が見える強化ガラスではないが、ホワイトカラーで統一している。ゲームや動画の配信時に愛機のパネルを外して中を紹介したりするのはもちろん、ビデオカード側のサイドパネルを外したりといった状態で使うのもありのデザインになっている。

Mini-ITXで純白PCを組める「Z590I VISION D」。電源回路は8+1フェーズで、16スレッドCPUを安心して組み合わせられる

色だけでなく、冷却性に期待できる大型のVRMヒートシンクを採用する

Thunderbolt 4端子から出力できるDisplayPort IN端子や、2基のThunderbolt 4端子、LINE OUTとMic IN端子のみのオーディオ端子と、「Z590I VISION D」のリアインターフェースは独特だ

Wi-Fi 6をサポート。アンテナもホワイトカラーベースのおしゃれなデザインになっている

M.2ヒートシンクは、M.2 SSDの裏面からも冷却する仕組み。爆速だが高発熱なPCIe4.0も安心だ

マザーボード裏面にもM.2スロットを装備。データ用にM.2 SSDを増設できる

直方体デザインを採用したMini-ITX PCケース「DLH21」。本体サイズは幅175×奥行き238.8×高さ412mmと小型。ホワイトのほか、ブラックやピンク、ミントカラーを用意している

各サイド4面のパネルを取り外せる。PC自作がはじめての人も比較的作りやすい

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