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アルファコードの体験型映像配信プラットフォーム「Blinky」アプリ、法人用VRデバイス「pico neo 3 pro」に対応

2021年09月01日 20時00分更新

文● ASCII

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 体験型映像配信プラットフォーム「Blinky(ブリンキー)」を展開するアルファコードは9月1日、BlinkyアプリがPico Technology Japanの"PC不要、スマホ不要、SNSアカウント不要"の法人用VRデバイス「pico neo 3 pro」に対応したと発表した。

 今回、Blinkyアプリがpico neo 3 proに対応したことで、Blinkyの高い配信技術によって、8K映像ソースのリアルタイム処理が可能となり、高精細な実写VR映像をVR HMDの画面に表示することができるとしている。

 pico neo 3 proの場合、視野角が98度であるため4K映像ではおよそ1K分のデータを、8K映像ではおよそ2K分のデータをディスプレーに表示できる。

 DVDが720×480ピクセル、Blu-rayが1920×1080ピクセルなので、8K映像ソースのVR体験は、映像作品をDVD視聴からBlu-ray視聴に替えたような体験となるという。

 さらに同社は8Kに対応したBlinkyの活用分野例として「教育・訓練」や「現場確認、建築現場の立会」などをあげている。

 教育・訓練ではこれまでも実写のVR教材が利用されているが、8Kとなることで細かい文字や操作盤を確認する必要がある教材の製作が可能に。さらに現場確認、建築現場の分野では作業現場や建築現場の遠隔地からの確認・立会ができるとしている。

 pico neo 3 proの主なスペックはディスプレーが両眼4K、フレームレート72/90Hz、視野角98度、瞳孔間距離3段階調節(58/63.5/59mm)。コンポーネントはQualcomm製Snapdragon XR2、内部ストレージ256GB、5300mAバッテリー、4ヵ所のトラッキングカメラを搭載している。

 なお、BlinkyアプリはPicoStoreから無料でダウンロード可能。

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