スズキ「ジクサー150」で
クサヤを求めて旅に出る
私、スズキのバイク「ジクサー150」の響きを聞いてピーンッ♪ と思いついてしまったんです。
「マジ、クサやん!」(訳:関西弁で本当に臭いという意味 標準語で「本当に臭いね!」)
このジクサー150とクサヤ、どっちもフル活用した最高のオヤジギャグ……私、天才かな? と。
というわけで、今回のツーリングはスズキ ジクサー150に乗ってクサヤを探しに行くという、何ともオヤジギャグな旅でございます。
ちなみに皆さんはクサヤ、食べたことありますか? 実は私、食べた事がなかったんです! 世界で5番目にクサイと言われている食べ物であるクサヤを体感してみたい。ワクワク! というような感じでこの企画が始まりました。ちなみに、最後にしっかりジクサー150のレビューもしていますので、最後まで読んでくださいね。
「ジクサー150」の主なスペック | |
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メーカー | スズキ |
サイズ(全長×全幅×全高) | 2020×800×1035mm |
重量 | 139kg |
乗車定員 | 2名 |
エンジン | BGA1・空冷4サイクル単気筒/SOHC 2バルブ |
排気量 | 154cm3 |
最高出力 | 10kW(14PS)/8000rpm |
最大トルク | 14N・m(1.4kgf・m)/6000rpm |
燃料タンク容量 | 12L |
燃費 | 55.3km/L(60km/h)2名乗車時 |
タイヤ | フロント:100/80-17M/C 52S リア:140/60R17M/C 63H |
カラバリ | トリトンブルーメタリック、グラススパークルブラック、パールミラレッド |
価格(税込) | 35万2000円 |
私のひらめきから生まれたこの企画を実施するにあたってクサヤについて色々と調べたところ……。
- クサヤは体にめちゃめちゃ良い成分が含まれている
- クサヤは当初、魚をただの塩水に漬けて干す干物だった
- ところがどっこい「塩水高価だし、使いまわしちゃわね?」ということで長年塩水を使いまわした結果、生まれたのがとてつもなく臭い干物、クサヤだった
- なんと! 伊豆諸島には塩水継ぎ足し製法で300年程受け継がれているクサヤ液もあるよ
ということがわかってきました。
クサヤ、実に奥深い……。クサヤを生み出すまでのバックグラウンドはちょっとアレですが、300年という長い歳月をかけて世界で5番目の臭さに輝いていたんですね。ちょっと感動です。
さて、クサヤについての知識を深めたところで、クサヤツーリングプランの発表です。
クサヤツーリングプラン紹介
門脇つり橋にて火サス気分を味わう
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伊豆山田屋海産にて大本命クサヤを購入
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RVパーク伊豆黒根岬にてクサヤを焼いちゃうぞ!
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無事に安全に帰れるように、KawaZooでカエルを見て帰る
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河津七滝ループ橋にて左ループを堪能
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真冬の国道414で路面凍結と戦いながら頑張って走る
以上のプランでツーリング行って来まーす。
いざクサヤを求めて! ジクサー150とともに参る!
軽快な走りと共に門脇つり橋へと向かいます。いや、ジクサー150めちゃくちゃ軽くて乗りやすい。
そうこう言っている間に、門脇つり橋に到着です。
火サス(火曜サスペンス劇場)だと、だいたいこういう吊り橋に被害者をおびき寄せて落とすんですよね。
火サスだと最後の犯人を追い詰めるシーンでこんな感じの険しい崖がよく出てきますよね。
「犯人は、あなただったんですね……。」
くぅーーーっ! このセリフ、一度は言ってみたい!
岩場も険しいし、風も強いしで、なんとか二本足で立っているだけで精一杯。犯人を追い詰めるには相当の修行が必要そうです。
さて、ひとり火サス気分を味わったところで、いよいよ今回の大本命、クサヤを買いに出発です。