「ブロックdeガジェット by 遠藤諭」の#8が公開されました。今回は、1980年代、固定電話の受話器をカパッとはめこんでデータ通信を可能にした周辺機器。自身のモデム機能、あるいはモデムとの組み合わせで文字どおりピーガーと音がしたのを覚えている人もいるはず。歴史的には、1971年頃、当時の電電公社(現NTT)がもっていたこの音響カプラなど通信ハードウェア関連の特許が、日本のコンピューターにとって意外な役割をはたします。
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遠藤諭(えんどうさとし)
株式会社角川アスキー総合研究所 主席研究員。プログラマを経て1985年に株式会社アスキー入社。月刊アスキー編集長、株式会社アスキー取締役などを経て、2013年より現職。角川アスキー総研では、スマートフォンとネットの時代の人々のライフスタイルに関して、調査・コンサルティングを行っている。「AMSCLS」(LHAで全面的に使われている)や「親指ぴゅん」(親指シフトキーボードエミュレーター)などフリーソフトウェアの作者でもある。趣味は、カレーと錯視と文具作り。2018、2019年に日本基礎心理学会の「錯視・錯聴コンテスト」で2年連続入賞。著書に、『計算機屋かく戦えり』(アスキー)、『頭のいい人が変えた10の世界 NHK ITホワイトボックス』(共著、講談社)など。
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