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最新作『竜とそばかすの姫』鑑賞前に『時をかける少女』から『未来のミライ』までをおさらい

高画質・高音質な<LAVIE N15>なら感慨もひとしお! バリュープライスで買える細田守監督作品をブルーレイDVDでイッキ見!

2021年08月16日 11時00分更新

文● 山口優/編集●村野晃一(ASCII)

提供: NECパーソナルコンピュータ

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 NECパーソナルコンピュータ(以下、NECPC)の<LAVIE N15>シリーズは、15.6型ディスプレイを搭載した売れ筋のスタンダードノートPCだ。高画質で見やすい液晶パネルと高音質ステレオスピーカ、光学ドライブなどを搭載しており、ビジネス文書の作成から動画鑑賞まで幅広いシーンで活躍してくれる。テレワークや交替勤務の浸透で増えつつある「おうち時間」を充実させるには、まさにもってこいの製品だ。

 とくに上位モデルはブルーレイディスク(BD)ドライブや、ヤマハ製ステレオスピーカを内蔵しており、市販のBDビデオタイトルの鑑賞にも最適。その実力を検証するため、今回は大ヒット中の新作『竜とそばかすの姫』公開を記念してスペシャルプライスで販売中の細田守監督作品BDをイッキ見することに!どこまで細田守ワールドを体感できるのだろうか?

充実した基本性能でエンタメも快適な<LAVIE N15>

 <LAVIE N15>シリーズは、プロセッサーやメモリ容量などの構成の違いにより複数のモデルが用意されているが、今回使用したのはインテル®第11世代Core™ i7-1165G7とCPU統合型のインテル® Iris® Xeグラフィックス、8GBメモリ、512GBのPCIe SSDを搭載した<LAVIE N1575/BAL>。ディスプレイはフルHDの15.6型ワイド スーパーシャインビューLED IPS液晶で、視野角が広く色再現性の高さが特徴だ。グレアパネルのため黒の締まったメリハリのある映像を楽しむことができる。

 光学ドライブはBDXL対応のBDドライブで、ヤマハ製の2W+2Wステレオスピーカと音場補正機能「AudioEngine™」を搭載している。コンテンツに合わせて音声を最適化して再現してくれるため、音がいいのはもちろん、映画の登場人物のセリフが聞き取りやすいなどのメリットもある。

 電源オンからの立ち上がりが速く複数のタスクを同時に実行しても動作が重くなりにくいなど、快適そのもの。Webブラウジングや文書作成、写真編集などの普段使いから、YouTube視聴やスマホで撮影した動画の編集まで、気持ちよく使用することが可能だ。

 ノートPCでのDVD作品鑑賞は、たとえリビングルームのテレビを子どもや家人に占拠されていたとしても、自室や寝室など場所を選ばず鑑賞できるのがメリット。また、夏休みにマイカーで帰省、といった際でも、後部座席の子どもたちを退屈させずに済む。帰省先の両親の実家にWi-Fi環境がなくNetflixやHuluが見られなくとも、お気に入りのタイトルを家にいるときと同じように楽しめるのも強みだ。

NECPCの<LAVIE N1575/BAL>

画面サイズは15.6型で、解像度はフルHD(1920×1080ドット)。発色がよく、原色に近い色も本来のあざやかさで再現してくれる

BDXL対応のBDドライブを搭載している。もちろん、市販のBDビデオタイトルの視聴も可能だ

ヤマハ製のステレオスピーカが搭載されている

ヤマハ製の音響技術「AudioEngine™」も搭載。コンテンツに合わせた最適なサウンドを楽しむことができる

<LAVIE N1575/BA>の主なスペック
OS Windows 10 Home
CPU 第11世代 インテル® Core™ i7-1165G7 プロセッサー
(最大4.70GHz)
[4コア/8スレッド]
グラフィック インテル® Iris® Xe グラフィックス
ディスプレイ 15.6型ワイド フルHD (狭額縁)
スーパーシャインビューLED IPS液晶
(広視野角)
ストレージ SSD 約512GB(PCIe)
メモリ 8GB
光学式ドライブ ブルーレイディスクドライブ
サウンド ヤマハ製ステレオスピーカ(2W+2W)
ヤマハ製 AudioEngine™
Webカメラ HD(720p)対応 92万画素
インターフェイス LAN(RJ45)×1、USB 3.1 Type-C×1、USB 3.0×2、
HDMI出力×1、ヘッドフォンマイクジャック×1 
セキュリティ 顔認証(Windows Hello対応)
ワイヤレス通信 Wi-Fi 6対応ワイヤレスLAN(IEEE802.11ax/ac/a/b/g/n)、
Bluetooth
サイズ/質量 約362.4(W)×約253.8(D)×約22.7(H)mm/約2.2kg
オフィスアプリ Microsoft Office Home & Business 2019

細田守監督・5作品を<LAVIE N15>でチェック!

 仕事や息抜きなどで使っていて不満を覚えたことは記憶にないくらい満足度の高いノートパソコンだが、エンタメ用途でも期待に応えてくれるのだろうか? 折よく『竜とそばかすの姫』公開を記念して細田守監督作品がスペシャルプライスでDVD販売されるというので、この機会におさらいを兼ねてイッキ見してみることにした。視聴するタイトルは『時をかける少女』、『サマーウォーズ』、『おおかみこどもの雨と雪』、『バケモノの子』、『未来のミライ』の5作品だ。

 何度も見返したくなる名作ばかりで、魅力的な場面も数多いのだが、今回は完全に独断と偏見で<LAVIE N15>だからこそ特に印象に残ったシーンにポイントを絞って紹介していくことにする。

 なお、再生ソフトは大手PCメーカーや家電メーカー向けBDプレイヤーで実績のあるsMedio社の「sMedio True BD for NEC」がプリインストールされている。市販タイトルだけでなくテレビ録画したディスクにも対応しており互換性が高いうえ、アプリの起動が高速でディスクを入れるとすぐ視聴可能になるのが特徴だ。

<LAVIE N15>での細田守監督作品BD視聴チェックポイント
タイトル チェックポイント 鑑賞した感想
全作品共通 ●青空に浮かぶ入道雲
●肌の表現
●背景の描写
 入道雲の立体感が引き立っていてリアル!キャラクターごとの肌の質感の微妙な違い、背景の描き込みの凄さを実感
『時をかける少女』 ●タイムリープする場面
●木漏れ日や逆光の表現
●踏切のシーン
 タイムリープで真琴が時のトンネルを移動するシーンはぐいぐい引き込まれるよう。木漏れ日や逆光シーンでのハイライトの透明感やキラキラ感が際立っている。踏切での音の臨場感にハラハラ
『サマーウォーズ ●大家族が集まるシーン
●現実世界と仮想世界の描き分け
●ラブマシーンとの対決
陣内家の家族の肌の質感の微妙な違いがわかりやすく、賑やかさが際立っていた。歴史の重みを感じるお屋敷とグラフィカルな仮想世界(OZ)の違いがより明確。無数のアバターからなるラブマシーンの禍々しさにゾクゾク
『おおかみこどもの雨と雪 ●おおかみおとこが初めて花の前で姿を変えるシーン
●引っ越して初めての雪の日
●集中豪雨の場面
 美しい星空や夜景をバックに変身するときの様子が神秘的。花と子どもたちが引っ越した田舎の大自然の描写が雄大かつ細やかに再現されていて、とてもキレイ
『バケモノの子』 ●バケモノの世界である渋天街の描写
●熊徹と猪王山の決闘シーン
●青白く発光する鯨
 夜の渋天街の異世界感が印象的。熊徹と猪王山が、がっぷり組み合ったときの臨場感がすごい。漆黒の夜に浮かぶ青白い鯨が怖くも美しい
『未来のミライ』 ●くんちゃんが未来ちゃんを泣かせる場面
●くんちゃんが過去に時間旅行するシーン
●異空間の東京駅
 未来ちゃんが泣いたあとの家族みんなの表情と顔色の変化が楽しい。くんちゃんが旅する過去の風景や、異空間の東京駅の色彩が印象的

 細田守監督作品では、重要なシーンで青空に入道雲が浮かぶシーンが必ずと言っていいほど登場するが、<LAVIE N15>ではその抜けるような青空と入道雲の立体感が際立っていたのが印象的だった。標準的なノートパソコンの液晶ディスプレイと比べると一目瞭然。とくにアンチグレアの液晶パネルだと雲の白い部分と影の部分の差が少なく全体的にフラットな印象になってしまうが、<LAVIE N15>ではくっきりとメリハリがついて「こんなに立体感があったのか」と驚いてしまうほどリアル。

 作中のキャラクターに影がないのも細田作品の特徴で、肌などは単色で描かれていることが多い。またキャラクターごとに使われている色が微妙に異なっており、大人数の場面でも区別しやすくなっている。しかしディスプレイによっては肌がくすんでしまって他のキャラクターと判別しにくいことも。<LAVIE N15>の場合は、大人数の場面でもキャラクターごとの肌の質感の違いがわかりやすくなっている。

 もうひとつ、どの作品も印象的だったのが、キャラクターとは対照的に写実的に描かれた背景の表現だ。その描き込みに改めて驚いたが、それだけではない。<LAVIE N15>では陰影がつけられた背景の奥行き感が際立ち、影色を付けずに描かれているキャラクターがより背景から浮き上がって見える。そのためこれまで以上にキャラクターに感情移入しやすかった。

 ここからは各作品について、もう少し具体的かつ詳しく説明していこう。

<LAVIE N15>で見る『時をかける少女』
タイムリープシーン、校舎の木漏れ日、警報機の音など、臨場感が激増!

『時をかける少女』 期間限定スペシャルプライス版 [Blu-ray]
価格:2980円(税込) [2021年12月31日まで]
声の出演 :仲里依紗、石田卓也、板倉光隆 他
発売・販売元:KADOKAWA

 本作では、真琴がタイムリープする際に時空のトンネルのような場所を移動するシーンが描かれる。とくに理科実験室のシーンは光に向かって吸い込まれるように移動するのが印象的だが、<LAVIE N15>では映像にメリハリがあって奥行き感が引き立つため、まるで自分もぐいぐい引き込まれるような感じになる。

 真琴が通う高校の校舎には樹木が植っているが、スーパーシャインビューLED IPS液晶で表現される映像は、その木漏れ日の表現も美しかった。

 映像だけでなく、ヤマハ製「AudioEngine™」によるサウンドのクオリティも高く、とくに何度か登場する踏切のシーンでは、警報機の音と電車が近づく音、からくり時計の音、人々のざわめきなどが臨場感たっぷりに表現されてハラハラドキドキ感が半端なかった。

<LAVIE N15>で見る『サマーウォーズ』
大勢の登場人物の顔色まで微細に見分けられる

『サマーウォーズ』 期間限定スペシャルプライス版 [Blu-ray]
価格:2980円(税込) [2021年12月31日まで]
声の出演:神木隆之介 桜庭ななみ 谷村美月 富司純子 他
発売・販売元:バップ

 劇中では、健二が夏希の親族たちと過ごすシーンが賑やかに描かれているが、<LAVIE N15>で見ると、一人ひとりの肌の質感の微妙な違いまで判別しやすく、人物を混同することはない。また、親族たちが終盤で夏希を応援したりするシーンでは、ヤマハ製ステレオスピーカにより、それぞれのセリフが聞き取りやすいのはもちろん、まるで自分の周囲で彼らが声を上げているかのような臨場感、リアルさが楽しめた。

 仮想空間OZでは、白を基調にしたシンプルなグラフィックと、自然豊かな陣内家の環境のギャップが、<LAVIE N15>だとより引き立って見えた。また、OZ内を跋扈する黒い大型のAI(ラブマシーン)は、標準的なノートパソコンのディスプレイだと黒く塗りつぶされたように見えるが、<LAVIE N15>では微妙な黒の階調が分かりやすく立体感が強まって見える。

<LAVIE N15>で見る『おおかみこどもの雨と雪』
暗闇や雪煙など、階調表現力の高さがスゴイ!

『おおかみこどもの雨と雪』 期間限定スペシャルプライス版 [Blu-ray]
価格:2980円(税込) [2021年12月31日まで]
声の出演:宮﨑あおい 大沢たかお 菅原文太 他
発売・販売元:バップ

 本作の見どころのひとつは、おおかみおとこが、暗闇の中、おおかみに姿を変え、花に自分の素性を明かすシーン。ディスプレイによっては暗部の黒が浮いてしまったり、暗がりの中のおおかみおとこの表情が見えづらかったりするが、<LAVIE N15>では背景の樹木と、おおかみおとこの髪の毛や表情、暗い色の服などがはっきりと見分けられる。

 もうひとつの見どころが、ダイナミックな自然の表現。雪煙や花たちが吐く白い息が漂う様子が質感をともなってリアルに表現されていたのも、階調表現力の高い<LAVIE N15>ならではだろう。

 同様に、終盤に登場する集中豪雨のシーンでは、雨の音も広がりを持って聞こえ、本当に雨が降ってないか窓の外を確認したくらいだ。ヤマハ製 AudioEngine™を通して聞こえる、山に響き渡るオオカミの遠吠えも切なく胸にしみ、つい目頭が熱くなってしまった。

<LAVIE N15>で見る『バケモノの子』
無機質な渋谷と温かみのある渋天街、対象的な色再現性が見事

『バケモノの子』 期間限定スペシャルプライス版 [Blu-ray]
価格:2980円(税込) [2021年12月31日まで]
声の出演:役所広司、宮崎あおい、染谷将太、広瀬すず、大泉洋、リリー・フランキー、津川雅彦 他
発売・販売元:バップ

 本作の舞台は、現実世界の渋谷の街と、バケモノの世界の渋天街。とくに蓮が迷い込んだときの夜の渋天街は温かみのある明かりで彩られており、ネオンやイルミネーションの人工的でどこか冷たい渋谷の夜とは正反対。<LAVIE N15>では、高輝度で色再現性の高い液晶パネルで、その対照的な夜景の姿を印象的に再現してくれた。

 熊徹と猪王山の最初の決闘シーンでは、組み合ったバケモノたちの体からうっすら湯気が立っているが、これは<LAVIE N15>で見るまで気づかなかった部分。またクライマックスでふたりが再び決闘するシーンでは、コロッセウムのような闘技場に集まった群衆が声援を上げるが、スピーカの音場の広さもあってスケールの大きさを体感することができた。

 終盤、渋谷の夜空に細田作品ではおなじみのモチーフである鯨が登場するシーンがある。漆黒の闇に青白く発光する鯨が浮かび上がるのだが、黒の締まったメリハリのあるスーパーシャインビューLED液晶ディスプレイのおかげで、その恐ろしさ、美しさがひときわ印象に深く残った。

<LAVIE N15>で見る『未来のミライ』
コミカルさやノスタルジックな表現が際立つ

『未来のミライ』 期間限定スペシャルプライス版 [Blu-ray]
価格:2980円(税込) [2021年12月31日まで]
声の出演:上白石萌歌、黒木華、星野源、麻生久美子、吉原光夫、宮崎美子、役所広司、福山雅治 他
発売・販売元:バップ

 くんちゃんが妹をおもちゃで叩いて泣かせてしまうシーンでは、まず未来ちゃんの顔色がピンクに染まり、連鎖反応を起こしたように、くんちゃん、おとうさん、おかあさんの顔色が次々に変わっていくユニークな表現も、<LAVIE N15>の液晶ディスプレイで見ると、顔色の変化がとてもわかりやすく、コミカルさが一層引き立っている印象だ。

 青年の頃のひいじいじと出会うシーンは、褪色した写真のようなノスタルジックな色彩で描かれていて、空の色も青が抜けて黄色っぽくなり、雲と区別することさえ難しいくらいだが、<LAVIE N15>のディスプレイでよく見るとちゃんと微妙な階調が残っているのがわかる。逆に異空間の東京駅は、オレンジや青、赤色の照明で幻想的に描写されている非日常的な雰囲気も、<LAVIE N15>では画面からはっきり感じ取ることができた。

これまで鑑賞した映画も見返したくなる<LAVIE N15>

 今回、細田監督作品のBDを鑑賞してみて実感できたのが、<LAVIE N15>の優れた視聴環境。色再現性や階調表現力が高いディスプレイと、臨場感あふれるサウンドを提供してくれるヤマハ製ステレオスピーカ、安定した動作のトレイ式BDドライブの組み合わせで、手軽に繊細で美しい作品の世界を堪能することが可能だった。これまで見てきたBDビデオを、全部これで見返したいと思ったほど。新しくノートパソコンを購入することを考えているなら、本製品が有力な選択肢になるだろう。ぜひ注目してみてほしい。

(提供:NECパーソナルコンピュータ)


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