ゲーマーならGIGABYTEの大型ゲーミングディスプレー3兄弟FO48U/FV43U/FI32Uは買いだ！

2021年07月27日 11時00分更新

文●林佑樹（@necamax）　編集●北村／ASCII

3兄弟が搭載するゲーミング機能はほぼ共通

　機能については、ほぼ共通している。PC（Windows上）からディスプレーの設定ができるOSDサイドキック、ブレ感を視覚的に軽減するエイムスタビライザー・シンク、暗部を明るくするブラックイコライザーといった定番機能に加えて、2つのPCをひとつのキーボードとディスプレー、マウスで操作できるKVMスイッチ機能も用意されている。

Windows上からディスプレーの設定を細かく指定できるOSDサイドキック

激しく画面が動いた際のブレ感を低減させるエイムスタビライザー・シンク。仕組みは1フレームごとにブラックフレームを挟むというもの

画面の暗い部分を明るく補正するブラックイコライザー

ブラックイコライザーの変化がわかる写真。スナイパーの影が徐々に明るくなっているのがわかるほか、風景側の明るさはほとんど変化がない。この写真はレベル0

レベル5

レベル10。これがデフォルトの設定になる

レベル15。陰になっているスナイパーライフルの側面がはっきりと視認できるようになった

最大のレベル20。これだけ暗所が明るくなっているのに、陽が当たる遠くの集落や山が白飛びしていない

CPUやGPUの温度、ファンの回転数などをリアルタイムで表示する「ダッシュボード」という機能もある（※画像はイメージです。実際の表示とは異なる場合がございます）

コントローラーでのショートカット設定もある

ディスプレーのUSB端子に接続したキーボードとマウスを複数台のPCで使い回せるKVMスイッチ機能を搭載する

　またカラー調整は6色カラーコントロールになっており、細かく調整可能だ。ただハードウェアキャリブレーターの使用が前提であり、ゲーマーのほとんどは無縁になる。どちらかといえば、AdobeRGBやDCI P3の再現性にも用事がある人向けの要素だ。

カラー調整は6色カラーコントロール対応

スペック比較表
	FO48U	FV43U	FI32U
パネルサイズ	47.53インチ	43インチ	31.5インチ
パネルタイプ	OLED	VA	SS IPS
パネル表面	光沢	非光沢	非光沢
色域	DCI-P3 98% sRGB 130%	DCI-P3 97% sRGB 150% AdobeRGB 99%	DCI-P3 90% sRGB 123%
解像度	3840×2160ドット	3840×2160ドット	3840×2160ドット
ドットピッチ	0.274(H)×0.274(V)mm	0.2451(H)×0.2451(V)mm	0.181(H)×0.181(V)mm
最大輝度	900cd/m²	1000cd/m²	350cd/m²
コントラスト比	13万5000:1	4000:1	1000:1
ビット幅	10bit	10bit(8bits+FRC)	10bit(8bits+FRC)
応答速度	1ms(GTG)	1ms(MPRT)	1ms(GTG/MPRT)
最大リフレッシュレート	120Hz	144Hz	144Hz
HDR	VESA Display HDR10	VESA Display HDR1000	VESA Display HDR400
入力端子	HDMI 2.1×2 Display port 1.4 (DSC)×1	HDMI 2.1×2 Display port 1.4 (DSC)×1	HDMI 2.1×2 Display port 1.4 (DSC)×1
スピーカー	15W×2＋20W×1	12W×2	非搭載
USBポート	USB 3.0×2、USB Type-C×1	USB 3.0×2、USB Type-C×1	USB 3.0×2、USB Type-C×1
最大消費電力	325W	280W	120W
総重量（スタンド含む）	15kg	10kg	10.9kg
発売時期	8月末～9月上旬	発売中	8月末～9月上旬
価格	予価20万円前後	実売17万8200円	予価15万円前後