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「iPadOS 15」パブリックベータ版レビュー
アップル「iPadOS 15」は日本語の手書き文字認識に対応で、仕事にも勉強にも便利
2021年07月23日 10時00分更新
ついに「スクリブル」が日本語対応。Apple Musicの検索にも便利
iPadOS 14から搭載された「スクリブル」がいよいよ日本語の手書き入力に対応します。スクリブルとは、iPadの画面に表示されるテキストボックスにApple Pencilで書いた手書きの文字を、デジタルタイピングの文字に素速く自動変換する機能です。スクリブルは昨年の公開以来、英語と中国語、または両言語のミックスにのみ対応していました。筆者のようにスクリブルの日本語対応を切望していた方々も多いのではないでしょうか。
スクリブルは、iPadOSの様々なテキストボックスへの手書き入力に対応します。OSの検索機能、またはSafariやGoogle Chromeなどサードパーティのアプリを含むWebブラウザで検索ワードを入力する際、日本対応のスクリブルが使えると手早く探せて便利です。
iPadOS 15から日本語入力に対応するスクリブル。検索ボックスに手書きで書き込んだ「漢字・ひらがな・カタカナ」を素速く認識してデジタルタイピングに変換します
メールにファイルなどのアプリで検索を行う場合も、スクリブルによる日本語入力が有効です。Apple Musicの日本人アーティスト検索は、だいぶ楽になります。例えば従来のスクリブルだと、アルファベットで「Dreams Come True」と入力しなければなりませんでした。日本語対応になると「ドリカム」でも結果がヒットします。
筆者は手書き入力対応のメモアプリ「GoodNotes 5」のファイル名を付ける時にも、日本語による手書き入力ができることも大変ありがたく感じています。
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