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「iPadOS 15」パブリックベータ版レビュー
アップル「iPadOS 15」は日本語の手書き文字認識に対応で、仕事にも勉強にも便利
2021年07月23日 10時00分更新
アップルが、2021年の秋に正式リリースを予定する「iPadOS 15」のパブリックベータ版を公開しています。専用デジタルペンのApple Pencilによる手書き作業が、さらに便利になりそうな3つの新機能に注目しました。
iPadOS 15はパブリックベータ版も同様、2014年に発売されたiPad Air 2、2015年モデルのiPad mini 4から最新の現行iPadシリーズまで幅広く対応しています。Apple IDと対応するiPadを持っていれば、パブリックベータのソフトウェアは誰でも無料でダウンロードして試せます。
現行のiPadはすべてのモデルが第1世代、または第2世代のApple Pencilによる手書き入力に対応します。筆者は本稿でiPadOS 15パブリックベータの新機能の中からApple Pencilに関連するものを集めて紹介しています。iPadOS 15が導入できても、Apple Pencilが使えないiPadをお使いの場合は本稿の情報があまり役に立たないかもしれないことをご了承ください。
なおiPadOS 15のパブリックベータ版は開発途中段階のソフトウェアなので、インストールした端末に不具合を引き起こしたり、バグやエラーにより正確に動作しない場合もままあります。できれば今はメインの端末として使っていないiPadに導入して試すことをおすすめします。
通常アップルの最新OSのパブリックベータ版は画面のスクリーンショットを公開することが禁じられていますが、本稿では取材に基づく特別な許可を得たうえで情報を掲載しています。
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